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2024年6月2日日曜日

◆【採点&寸評】鹿島4連勝、8戦7勝1分けでついに首位と勝ち点で並ぶ MOMはデュエル王のあの男(報知)






◆明治安田J1リーグ▽第17節 鹿島3―2横浜FM(1日、国立競技場)

 鹿島は横浜FMを3―2で下し、首位の町田と勝ち点で並んだ。0―1からFW鈴木優磨のゴールで追いつき、DF濃野公人の今季5点目が決勝点となった。

 採点と寸評は以下の通り。

ポポヴィッチ監督【6・5】後半に盛り返して勝ち点3。後半立ち上がりの得点が多いのは、ハーフタイムの修正力、そして演説力の高さを物語っている

GK早川友基【6・0】1失点目は悔やまれるが、後半の片手1本のビッグセーブはチームを救った

DF濃野公人【6・5】チーム最多3本のシュートを放ち、今季5ゴール目は通算4度目の決勝点に。ヒーローになりすぎて、当初は初々しさもあった試合後のインタビュー対応が急速度で大人になってきた

DF植田直通【6・5】安心・安定の高さと強さ。守備時もさることながら、関川が最初にネットを揺らした場面、そして名古のボレーと頭でアシスト未遂も2度

DF関川郁万【6・0】失点関与と1得点でプラマイゼロではあるものの、失点後に下を向かず、いい意味でケロッとした表情でプレーし続けた点に成長を感じた

DF安西幸輝【6・5】鹿島のブレーンとして、ポゼッション時に暗躍。鈴木優磨も「今年の幸輝のパフォーマンスはすごい。ビルドアップは幸輝に依存している」と賛辞を惜しまず

MF佐野海舟【6・5】グイグイ運んでチャンス演出。グサッと差し込む縦パスでゴールの起点にもなった

MF知念慶【7・5】デュエル王として中盤に君臨して狩りまくりつつ、3得点全てのゴールシーンでペナルティエリア内にいた点も素晴らしいこと。MOM

MF師岡柊生【5・0】フィーリングが悪く、決定機もGK正面。「左で作って右で仕留める」の右は濃野でなくて師岡でも別にいいわけで。奮起が求められる

MF仲間隼斗【6・0】あれだけ攻守に献身的に動かれるとピッチから外せないので、だからこそ決定機では決めてもらわないと困る

MF名古新太郎【6・5】「スペース空けたよ、濃野くんわかってるよね?」と背中に書いてあるダッシュで決勝点お膳立て。同点シーンもクロスで演出しており、完全に鹿島の心臓、いや、鹿島の五臓六腑である

FW鈴木優磨【7・0】圧巻の存在感。フィジカル、技術、サッカーIQ、短パン、あらゆるクオリティー(と裾)がハイ

FWチャブリッチ【6・5】後半開始時IN。頭で触れたボールが同点ゴールのアシストに。ジョーカー起用にもふて腐れず、結果を積み重ねる

MF樋口雄太【6・5】後半30分IN。途中出場での2戦連続アシストは職人技。お見事

MF柴崎岳【―】後半44分IN。出場時間短く採点なし

DF須貝英大【―】後半47分IN。出場時間短く採点なし

MF松村優太【―】後半47分IN。出場時間短く採点なし

木村博之主審【5・0】「すぐ吹く」と「全然吹かない」が混在する基準なき90分となり、試合後の監督会見で両監督から苦言を呈されてしまう

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島 智哉)





◆【採点&寸評】鹿島4連勝、8戦7勝1分けでついに首位と勝ち点で並ぶ MOMはデュエル王のあの男(報知)