「実際に話をしていたチームはCL出場のチームだった。ただ、うまくいかなかった。この夏に移籍できなかったからといって、次、できないわけではない。今回は縁がなかったという気持ちでいて、今は代表に集中している」
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◆【日本代表】町田浩樹、今夏はベルギー残留も欧州CL出場チームから話があったことを明かす(ニッカン)
日本代表DF町田浩樹(27=サンジロワーズ)が、今夏はチームに残留することを明かした。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選の中国戦に向けた前日練習が4日、会場の埼玉スタジアムで行われ、取材に答えた。
今夏、ベルギーからステップアップする意向を明かしていたが、欧州の移籍期間が終了。練習後「ウインドーは閉まってしまったので、僕自身もチームに残るつもりではいる」と現状を説明し「移籍は僕自身で何とかなる話でもない。縁とタイミング。実際、話していたチームはもちろんあった。そこも含めて縁とタイミングだと思う」と説明した。
欧州5大リーグ、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場チームに照準を合わせ、ステップアップを狙っていた。「実際に話をしていたチームはCL出場のチームだった。ただ、うまくいかなかった。この夏に移籍できなかったからといって、次、できないわけではない。今回は縁がなかったという気持ちでいて、今は代表に集中している」と心境を語った。
昨季は1年を通し、ベルギーで試合に出続けた。高さのある外国人選手を相手に1対1の強さが増したことを自負している。「そこは自分自身も自信を持ってますし、いろんなチームから見てもらっている感触はある。これを今シーズンも継続して、しっかりとしたオファーの形をまた、もらえれば」と前を向く。
日本代表では、W杯に向けた最終予選がスタートする。「毎回、一筋縄ではいかない。それがアジアの難しさ」と気を引き締める。チームとして4バック、3バックの引き出しを増やしていることを挙げて「積み上げはあると思いますし。ディフェンスラインの選手は4も3もできる選手ばかり。そこは自分たちの特長」と、アジアの厳しい戦いを勝ち抜く自信をのぞかせた。【岩田千代巳】