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2024年5月17日金曜日

◆日本代表の23歳MFが「ハンパない」 ボール回収→相手置き去りドリブルにファン脱帽(FOOTBALLZONE)



佐野海舟


MF佐野海舟がダメ押し弾をお膳立て


 鹿島アントラーズは5月15日、J1リーグ第14節でサンフレッチェ広島と対戦し、3-1で勝利した。この試合で23歳MF佐野海舟が持ち前のボール奪取からダメ押しとなる3点目を演出した。

 試合は前半5分、右サイドのコーナーキックからDF植田直通がヘディングで合わせて鹿島が先制に成功する。そして同13分、FW師岡柊生が右サイドからカットインでペナルティーエリアに侵入すると、ファウルを誘い鹿島がPKをゲット。これを鈴木が決めてリードを2点に広げた。

 後半20分、FWマルコス・ジュニオールに1点を返されたなかで迎えた同39分、佐野がピッチ中央でルーズボールを出足良く拾うと、そのままドリブルで前進。スピードアップして相手DFを置き去りにしたドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、左足でゴール前にクロス。これにFWアレクサンダル・チャヴリッチが合わせてダメ押しとなる3点目をゲット。3-1で広島を下した。

 スポーツチャンネル「DAZN」で佐野のボール奪取シーンが公開されると、「海舟ハンパない。こんなん世界やん」「あっぱれ!スゴイわ!」「お見事でした」「中2日で先発中の佐野選手がこのプレーするか」「奪ってから運べるの本当に素晴らしい」など、反響の声が寄せられた。

 中2日の過密日程のなか、試合終盤でも馬力のあるプレーを見せた佐野。ゴール演出の過程にファン・サポーターは熱視線を送っていた。








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◆【鹿島】闘魂ヘッドで先制点を決めた植田直通「セットプレーが大事になる。一発目で点をとってやる気持ちだった。タイミングもバッチリ」(サカノワ)






次節は19日、ホームで首位・神戸と対戦。


[J1 14節] 広島 1-3 鹿島/2024年5月15日/19:00/エディオンピースウイング広島

 J1リーグ14節、 鹿島アントラーズが植田直通、鈴木優磨、そして日本代表MF佐野海舟のアシストからチャヴリッチが決めて、サンフレッチェ広島に3-1の勝利を収めた。

 開始5分、濃野公人のシュートから得たコーナーキック。名古新太郎の大きく上げたボールに、植田は日本代表にも選ばれる荒木隼人にジャンプヘッドで競り勝ち、豪快に叩き込んで先制点をもたらした。

「今日の試合はすごくセットプレーが大事になると思っていました。一発目で点をとってやるという気持ちでやっていました。すごくいいボールが入ってきましたし、タイミングもバッチリでした」

 試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、植田はそのように気持ちのこもった得点シーンを振り返った。

 また2-0としたあと味方のミスから1点差に迫られた。3-0から追い付かれた3日前の東京ヴェルディ戦の嫌な雰囲気がやや漂った。ただ、この日はその悪い流れを断ち切り、チャヴリッチ弾を突き刺し、しっかりと上位にいた相手に勝ち切った。

「(1点を返されて)前節と同じような状況になった時、その教訓を生かして勝てたことがすごく良かったと思います。全員がボールへのアプローチだったり、最後まで走り切ることだったり、(中2日の)連戦でしたけれど、前線の選手たちがすごく頑張ってくれました。後ろの選手も体を張って、1失点してしまいましたが耐え切れた試合だったと思います」

 そして次節19日は、ホームのカシマスタジアムで、首位ヴィッセル神戸と対戦する。

 29歳の闘魂センターバックは、「次、神戸との試合が待っているので、もう、今日のことは忘れて、次の試合に向けて準備していきます」と、前を向いていた。そして広島でも熱い声援を送り続けてくれたサポーターに向けて、「常に声が聞こえていますし、自分たちを後ろから支えてくれている存在です。彼らがいないと、自分たちは戦えていない部分もありますし、すごく感謝しています」と頷き礼を述べた。

 3位の鹿島は中3日の19日15時から、3ポイント差で首位に立つ昨季Jリーグ王者の神戸とホームで対戦する。




◆【鹿島】闘魂ヘッドで先制点を決めた植田直通「セットプレーが大事になる。一発目で点をとってやる気持ちだった。タイミングもバッチリ」(サカノワ)