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2024年9月17日火曜日

◆クロップ観に来た! 熱視線の先、佐野海舟がボールを奪いまくるも数的不利のブレーメンにマインツ逆転負け(サカノワ)






マインツの佐野海舟は2ボランチの一角に入りフル出場を果たした。
佐野は再三にわたりボールを奪い切り、ビルドアップの起点にもなった。


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◆クロップ観に来た! 熱視線の先、佐野海舟がボールを奪いまくるも数的不利のブレーメンにマインツ逆転負け(サカノワ)





ホームで今季初黒星、いまだ未勝利。ヴェルダーの長田澪は3試合連続ベンチ入り。


[ブンデス1部 3節]マインツ 1-2 ブレーメン/2024年9月16日(現地15日)/MEWAアレーナ

 ブンデスリーガ3節、1.FSVマインツは数的優位に立ったもののヴェルダー・ブレーメンに1-2で敗れ、未勝利対決を落とした。マインツの佐野海舟は2ボランチの一角に入りフル出場を果たした。

 佐野は再三にわたりボールを奪い切り、ビルドアップの起点にもなった。しかし1-1のスコアで、数的優位を生かして高い位置へのプレスを掛けていた69分だった。前へ出て行くとかわされ、やはりブンデスリーガ1部……というクオリティの高いカウンターから、伏兵のDFデリック・ケーンに左足のシュートを突き刺された。これが決勝点となってしまった。

 この試合、昨季までイングランド・プレミアリーグのリバプールFCを指揮したユルゲン・クロップ氏が観戦に訪れていた。現役時代にプレーし、引退直後の2001年、監督に就任して指導者のキャリアもスタートさせている。そしてチームを1部へと導き(最後は2部降格し、昇格に失敗している)、2008年、ボルシア・ドルトムントに移ったあと伝説の指揮官となっていった。

 鹿島アントラーズから今季加入した佐野がその視線の先にいるなか、ビールを片手にしたクロップが熱く語り合う姿も映し出されていた。

 マインツは前線の攻撃が雑で、ゴール前を固められながらも、確率のほとんどないシュートを打たされる場面が続いた。

 守備面では試合を重ねるごとに強みを見せ出している佐野だが、スピードのあるタレントとホットラインを構築できると、もう少しゴールの可能性も高まりそうだ。マインツは2分1敗(5得点・6失点)と初黒星を喫し、いまだ今季未勝利のまま。

 またブレーメンの20歳のGK長田澪は開幕から3試合連続でベンチ入りしている。トップチームでの公式戦デビューは近いか。

◆「これからが楽しみ」中村憲剛が大絶賛した将来有望な17歳は?「ゴールを決められるポジションが分かっている」(サッカーダイジェスト)






「自分の身体を活かして反転するテクニカルなゴールでした。ゴールをとりたい思いがとにかく強い選手なので、ボールも集まってくる。一番危険なポジションに飛び込んで惜しいシーンも作っていたし、ゴールを決められるポジションが分かっている。気迫もこもっていますし、非常に気持ちが良い選手です」


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◆「これからが楽しみ」中村憲剛が大絶賛した将来有望な17歳は?「ゴールを決められるポジションが分かっている」(サッカーダイジェスト)





 元日本代表の中村憲剛氏がDAZNで配信された『やべっちスタジアム』最新回に出演。鹿島アントラーズの17歳FW徳田誉を絶賛した。

 鹿島は9月14日、J1第30節でサンフレッチェ広島と対戦し、2-2でドロー。この一戦で徳田が、Jリーグ初ゴールとなる圧巻の同点弾を挙げた。

 1-2とビハインドで迎えた82分、鈴木優磨のパスを受け、ボックス内で相手DF佐々木翔を背負ったまま反転シュート。ゴール右隅にコントロールショットを突き刺した。

 ロールモデルコーチとして帯同したU-16、U-17日本代表で徳田を指導していた中村氏は、同選手を「考え方も気質もストライカー。186センチ・83キロと長身でフィジカルも強くてヘディングも上手い」と紹介。そのうえで、広島戦のゴールやプレーをこう称えた。

「自分の身体を活かして反転するテクニカルなゴールでした。ゴールをとりたい思いがとにかく強い選手なので、ボールも集まってくる。一番危険なポジションに飛び込んで惜しいシーンも作っていたし、ゴールを決められるポジションが分かっている。気迫もこもっていますし、非常に気持ちが良い選手です」

 ここまでリーグ戦4試合に出場して、ピッチに立った時間はわずか26分だが、そのなかで早くも1ゴール。中村氏は、「ベルギーに移籍した道脇豊(ベフェレン)、広島の中島洋太朗と、人材が豊富な世代のひとり。これからが楽しみな選手です」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部