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[7.14 ユニバーシアード準決勝 日本1-1(PK1-3)フランス ロシア]
来季鹿島アントラーズへ加入する注目ストライカーの一撃も勝利には結びつかなかった。0-1の後半22分、日本はMF長澤和輝(専修大4年=八千代高)のスルーパスからFW赤崎秀平(筑波大4年=佐賀東高)が独走。DFを振り切ると、GKとの1対1も制して同点ゴールを決める。
今大会、出場4試合全てでゴールを決めて計5得点。前回大会金メダルを知るエースストライカーは世界舞台で実力を発揮したが、チームは決勝進出を逃した。連覇だけを目指してきたため、試合後の落胆は大きく、赤崎は「自分と(谷口)彰悟はいちばん、金メダルの価値をわかっていたと思う。みんな、もちろん今は切り替えて銅メダルを取ろうというふうになっているが、銅メダルと金メダルでは大きな差がある。試合直後は、それが分かっていただけに、しばらく立つことができなかった」。今大会も残り1試合。気持ちを奮い立たせて全力で銅メダルを獲りに行く。
(取材 飯嶋玲子)