http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2013/07/25/0006191097.shtml
英プレミアリーグのサウサンプトンFCに所属する吉田麻也が、オーストリアで合宿中の24日、内田篤人の所属するブンデスリーガ、シャルケ04と練習試合を戦った。
24日のブログで報告しているものだが、実は吉田の出番はなし。ひたすらベンチで、5カ月年上の敬愛する先輩内田のプレーを見守った。
吉田はオランダのVVVフェンローに所属していた2010年から昨年にかけて、大好きなシャルケ04の試合を毎月、国境を越えて見に行っていた。
「チャンピオンズリーグなんてホーム全試合みたぐらいのシャルカー(シャルケサポーターのことね)の僕は チームが勝って欲しいしウッチーにも頑張ってもらいたいし変な気分でしたが…」
とんでもない立ち位置で90分フル出場した内田を見守った。で、一番の見所は…。「ウッチーのみぞおちにボールが当たり悶絶してるとこでした」と、これまたとんでもない。
しかも「遠かったのでみぞおちなのか、急所なのかは定かではありませんでしたが『急所であれ!』『急所であれ!』と祈りました。もうなんなら『股間であれっ!』ってベンチでチームメイトとじゃれてました」と敬愛する先輩の体を心配した。
結果は0-2でサウサンプトンFCが敗れた。「やっぱりシャルケは強いな」とシャルカーらしく満足した吉田、「僕らも頑張らないといけません!」と我が身を振り返って反省していた。
試合が終わってご挨拶を。先輩に駆け寄り、並んでブログ用の写真に収まったところで「バスが出るぞ!」。みぞおちか急所かは、結局確かめることができなかったようだ。