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[8.14 キリンチャレンジ杯 日本2-4ウルグアイ 宮城ス]
多くの選手が4失点の原因に「ミス」を求める中、日本代表DF内田篤人(シャルケ)は「ミス」の種類が勝敗を分けたと指摘した。
「向こうは失点に絡むミスをしない。縦パスや横パスでミスをすることはこっちも向こうもあるけど、失点に絡む直接のミスが向こうは少ない。代表に限らず、ブンデスでもチャンピオンズリーグでも、勝負を分けるのはそこだと思う」
どこでミスをするか。時間帯、試合展開を含め、ミスを犯してはいけない場面、局面で起こるミス。その部分で日本と強豪国との間には埋め切れない差がある。「集中もそうだし、技術もそう。向こうには決定力もある」。根本的な個の能力もあれば、経験に裏打ちされた試合の流れを読み切る力もあるだろう。
「レベルの高いところで、練習から毎日、ゴールを守る意識でやるしかない。守備は急にうまくなるわけじゃない。僕もドイツに行って、そういうことを意識し始めて3年。少しは手応えもあるけど、すぐにうまくなるわけじゃないことは分かっている」。一朝一夕で解決できる問題ではない。ブラジルW杯までの限られた時間の中で、個人個人がさらに高い意識で守備に取り組むしかない。
(取材・文 西山紘平)