http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130818-OHT1T00227.htm
J1ヴァンフォーレ甲府が、17日の川崎戦でのPK判定に関し、Jリーグが誤審と認める事実を公表し、佐藤隆治主審(36)にペナルティーを科すことを求める要望書を大東和美チェアマン(64)に提出することが18日、明らかになった。
問題の場面は、甲府の1―0で迎えた後半6分、DF盛田が川崎FWアラン・ピニェイロを倒した。佐藤主審にペナルティーエリア内でのファウルとされ、川崎に与えられたPKで同点とされた。VTRなどではペナルティーエリア外での出来事だったことが確認されており、甲府幹部は「これまでのような誤審か否かを問う意見書ではない。明らかな誤審ですので、そこからの対応を求めたい。情報開示とペナルティーです」と話す。
Jリーグの試合で日本協会の審判委員会が誤審と判断した場合、通常は内々に当該クラブに通達する。今年5月14日、日本協会の上川徹審判委員長が、佐藤主審が裁いた浦和―鹿島戦(同11日)で浦和FW興梠のゴールはオフサイドだったと誤審を認めたが、極めて異例だった。だが、ペナルティーは科されなかった。