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J1 第26節 ジュビロ磐田戦 マッチレビュー
土居の公式戦初ゴールが飛び出して、磐田を撃破!アウェイ連敗をストップ!
前節に0-3で大敗を喫した鹿島は、J1第26節で敵地での磐田戦に臨んだ。アウェイゲーム7連敗と結果が出ない時期が続いたが、土居のプロ入り初得点などが生まれて3ゴールを奪取。終盤に追い上げられたが、3-2と競り勝ち、優勝争いに向けて大きな1勝を挙げた。
鹿島は17位と降格圏に沈む磐田との対戦で、第8節以来となるアウェイ戦勝利を目指し、序盤から攻勢に出た。鋭い出足でプレスをかけると、開始早々の4分に先制点が生まれる。右サイドから西がグラウンダーのクロスを入れると、大迫がゴール前で後方にワンタッチのパス。絶妙の落としが飛び出ると、走り込んだ土居が右足のダイレクトシュートをゴール隅に流し込んだ。
土居のゴールで幸先良くリードを奪うと、勢いを増して磐田ゴールに襲いかかる。6分には柴崎がゴール前に走り込み、遠藤からの浮き球のパスを受けて絶好機を迎えた。32分にもカウンターからジュニーニョ、柴崎とつなぎ、最後は土居が抜け出した。柴崎と土居のシュートはともに相手GKの好セーブに遭ったが、前半は圧倒的に鹿島が試合を支配した。
1点リードのまま後半を迎えると、50分にジュニーニョに代わり、ダヴィを投入する。すると、62分には左サイドの小笠原からのクロスをダヴィがヘディングで合わせて追加点を奪取。リードを広げると、75分にも途中出場していた梅鉢が3点目をマークした。カウンターから大迫がドリブルで持ち込むと、遠藤を経由して右サイドの柴崎につなぐ。柴崎が柔らかいクロスをゴール前に供給すると、最後は梅鉢がヘディングシュートを叩き込んだ。
理想的な展開で3点差となったが、終盤には磐田に反撃を許してしまう。81分に阿部、後半アディショナルタイムには、ペク ソンドンと、立て続けにゴールを奪われてしまった。
一気に1点差まで詰め寄られた鹿島だが、同点弾までは許さずに、逃げ切りに成功。前節の大敗を吹っ切るとともに、アウェイ戦7連敗の長いトンネルもついに抜け出した。残り8試合と終盤戦に差し掛かったが、若手の2人や負傷から復帰したダヴィが得点するなど、優勝へのラストスパートに向けて、弾みのつく勝利となった。
【この試合のトピックス】
・土居が、プロ入り公式戦初ゴール。
・ダヴィが復帰後、初ゴール。今季8ゴール目。
・梅鉢のゴールが、決勝ゴール。今季2ゴール目。
・アウェイゲームでの勝利は、4月27日(土)J1第8節・新潟戦(3-2で勝利)以来、実に約5ヵ月ぶり。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・全体の形をコンパクトに保ち、落ち着いて自分たちのリズムを作っていこう。
・最後のホイッスルまで、すべてのボールに対してハングリーであること。
・相手へのプレスは、フェアかつアグレッシブに。考える隙を与えてはいけない。
ジュビロ磐田:関塚 隆
・落ち着いてボールを回していこう!
・前からディフェンスに行き、まずは1点返そう。
・ホームだ!残り45分勝負しよう.
[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・自分たちのサッカーという部分は、前半はできていた。ボールを保持していれば相手の危険性は増さない。ポゼッションをすることで、守備の時間も少なくなる。しかし、後半に入ると、それができなくなったことが反省点となっている。もう少しボールを繋げたが、自分達から手放したり、不注意からボールを失った。あとは途中出場の選手には前半の疲労がたまっている仲間を助ける役割があったが、それができていなかった。それは反省するべき点。1点取って終わるわけではなく、それ以上に点を取る状況に持っていけた。最後の方は悪夢を見るような状況になりかけたが、それは自分たちが招いたことだった。
・3-0で勝っている中でゲームコントロールができなかったことは、やっぱりまだ20年しかないサッカーの現れではないかと思う。消極的になっている選手もいた。特に途中出場の選手は、消極的なプレーや姿勢は絶対に見せてはいけない。3点差だったが、やることのベースは変わらない。ボールを保持すること、相手よりも判断を早くする、スピードを上げるタイミングや状況があるので、それらをしっかりとやっていかないといけない。細かく言えばもっとあるが、そういったところをやっていかないといけない。20年のJリーグということを考えれば、やむを得ないところもあるし、それを反省材料として選手や日本サッカーの成長につなげていければと思う。
ジュビロ磐田:関塚 隆
・3-0で勝っている中でゲームコントロールができなかったことは、やっぱりまだ20年しかないサッカーの現れではないかと思う。消極的になっている選手もいた。特に途中出場の選手は、消極的なプレーや姿勢は絶対に見せてはいけない。3点差だったが、やることのベースは変わらない。ボールを保持すること、相手よりも判断を早くする、スピードを上げるタイミングや状況があるので、それらをしっかりとやっていかないといけない。細かく言えばもっとあるが、そういったところをやっていかないといけない。20年のJリーグということを考えれば、やむを得ないところもあるし、それを反省材料として選手や日本サッカーの成長につなげていければと思う。
ジュビロ磐田:関塚 隆
前半のところでダヴィで来るか、土居で来るかというところがあったが、土居で来て4-2-3-1という形だった。我々は4-4-2という形なので、コンパクトにしないと中盤を空けられてしまう。そういうところで前半は中盤を支配されたので、選手の配置を変えて、4-1-4-1にした。やはり後半の立ち上がりから点を取りに行かないといけないので、しっかりとハメていった。(2点差になった後フォーメーションを戻したのは)相手の中盤の枚数とダヴィと大迫ということだったので、こちらも点が必要だったので本来の4-4-2という形でいった。(欠場した山田は)最後まで出場できるかを考えていたが、最終的には本人と話をして決めて、今回は無理ということだった。そういう意味ではレイソル戦の後半で一度やったということはあった。あとは安田がだいぶわかってきていたので、そこにどうやってつないでいくかが、狙いだった。
選手コメント
[試合後]
【土居 聖真】
FWにボールが入った時のサポートを意識してやっているが、その質が自分の中では良くなってきている。頭の中では理解してるが体も反応できるようになった。初ゴール後は皆に呼ばれたので、一緒に喜んだ。ゴールは遅かったくらい。でもこれがスタートだと思う。
【梅鉢 貴秀】
カウンターからヤスさんが運んだ時に岳がサポートに行ったので中に入った。良いボールが来たので落ち着いて決められて良かった。僕が入った時は1-0だったが、守備的な指示はなく、ポジショニングの事だけ。アウェイでの連敗は止まったけど、次のホームに勝ってこその勝利だと思っている。
【山村 和也】
アウェイで勝てていなかったので、勝てた事は良かった。最後に2失点したが今日は攻撃陣が3点取ってくれたので勝てた。守備陣がしっかり無失点で抑えないと優勝は難しい。
遠藤選手、大迫選手、西選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。
選手コメント
[試合後]
【土居 聖真】
FWにボールが入った時のサポートを意識してやっているが、その質が自分の中では良くなってきている。頭の中では理解してるが体も反応できるようになった。初ゴール後は皆に呼ばれたので、一緒に喜んだ。ゴールは遅かったくらい。でもこれがスタートだと思う。
【梅鉢 貴秀】
カウンターからヤスさんが運んだ時に岳がサポートに行ったので中に入った。良いボールが来たので落ち着いて決められて良かった。僕が入った時は1-0だったが、守備的な指示はなく、ポジショニングの事だけ。アウェイでの連敗は止まったけど、次のホームに勝ってこその勝利だと思っている。
【山村 和也】
アウェイで勝てていなかったので、勝てた事は良かった。最後に2失点したが今日は攻撃陣が3点取ってくれたので勝てた。守備陣がしっかり無失点で抑えないと優勝は難しい。
遠藤選手、大迫選手、西選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。