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2013年9月30日月曜日

◆鹿島がオープンスタジアムでグルメGPを開催…東北人魂の小笠原、柴崎らが参加(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20130930/138015.html



 茨城県立カシマサッカースタジアムにおいて、29日、鹿島アントラーズ主催によるスタジアム一般開放イベント『オープンスタジアム』が開催された。

 本イベントは、2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災し、主要プロ競技の本拠地施設の中で唯一3カ月にわたっての公式戦開催不可能状態に陥った同スタジアムの復旧を記念して、同年より開催されているもの。

 朝9時のオープンから、ピッチではクリニックやキックオフターゲットがスタート。13時15分からは名良橋晃、長谷川祥之、大岩剛による「OBトークショー」が、14時からは「選手会 presents プレーヤーズオンステージ」が披露されるなど、来場した5021人のファン・サポーターは普段とは違うスタジアムの雰囲気を大いに楽しんでいた。

 3回目となる今年は、朝11時より「東北人魂を持つJ選手の会(略称:東北人魂)」に参加する小笠原満男らの協力を得て、東側太平洋岸5県によるグルメナンバー1を決定する『EAST COAST グルメグランプリ in KASHIMA』が行われた。同クラブの選手が参加した同会主催のネットチャリティーオークションの売上金を、運営資金として活用。MF小笠原満男、MF中田浩二、MF遠藤康、MF柴崎岳、クラブマスコットらが推薦者となり、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県から全8店舗が参加。朝から選手が推薦店舗に現れ、接客やサイン会に勤しんだ。

 続々と完売店が表れる中、来場者の投票により1位に選ばれたのは、青森県八戸市の「菊の里」。推薦人を務めた柴崎は「嬉しいです」と、顔をほころばせた。

 なお、2位は3位及び選手会が選ぶ特別賞は岩手県の「大船渡KAIZAN」が、福島県・Jヴィレッジのシェフを務めていた西芳照さんが広野市で経営するレストラン「アルパインローズ」が選ばれた。

文・写真=高本亜紀