http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20131006/139286.html
ブンデスリーガ第8節が5日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケとアウクスブルクが対戦した。内田は右サイドバックで先発出場している。
立ち上がりは縦に速い攻撃を仕掛けるアウクスブルクが試合を優勢に進める。10分に左サイドを崩すと、グラウンダーのクロスをニアに走り込んだサシャ・メルダースが合わせて先取点を奪った。
リードを許したシャルケは失点直後から反撃を開始。すると1つのプレーで試合の流れが一変する。15分、ペナルティエリア内に侵入したアダム・サライが倒されてPKを獲得。主審は、決定機を阻止したラグナル・クラヴァンにレッドカードを提示し、シャルケは数的優位に立った。
16分にケヴィン・プリンス・ボアテングがPKを決めて同点に追い付いたシャルケは、10人となったアウクスブルクを圧倒する。28分には、ペナルティエリア内に走り込んで絶妙な浮き球を受けた内田のダイレクトパスからサライがゴールを奪取。内田の見事なアシストで逆転に成功した。
後半に入ってもアウクスブルクに対してシャルケが主導権を握り、78分に左サイドからのクロスをサライが合わせて3点目を奪う。さらに86分には内田のパスを受けたマックス・マイヤーが豪快な突破からゴールを決めてリードを広げた。一人ひとりが運動量を増やして戦うアウクスブルクは、アグレッシブなプレーで粘りを見せたが力尽き、試合はそのままタイムアップ。数的優位の状況を生かしたシャルケが4-1で勝利を収め、リーグ戦3試合ぶりとなる白星を手にした。なお、決勝点をアシストした内田はフル出場している。