http://www.sanspo.com/soccer/news/20131013/jpn13101305020001-n1.html
国際親善試合(11日、セルビア2-0日本、ノビサド)試合後の会見場。ザッケローニ監督は強がってみせた。
「結果はネガティブだが、アウェーで対戦相手の実力を考えるとポジティブな内容だった」
しかし指揮官は、国内の7割近い勝率に対し、海外で5割以下という“内弁慶”の克服を掲げていたはず。完敗という現実は「ポジティブ」にほど遠いものだった。
MF長谷部は「W杯に出れば、このくらいの力のチームと同じグループで争うことになる」と危機感をあらわにした。1次リーグ突破にはブラジルなどのシード国に次ぐ、セルビア級の中堅国からの勝利は絶対条件だ。
DF内田は「セルビアはW杯に出られないチーム。(所属の)シャルケでも『日本はアジアだからW杯に出られる』とよくいわれる。その意味でも勝ちたかった」と悔しがった。
「結果が出なかったことをしっかり受け止めないといけない」という長谷部は、宿舎に戻ると選手を集めて“緊急反省会”を開催し、次戦へ切り替えた。その相手はベラルーシ。W杯出場を逃した国との連敗は許されない。