http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131006-OHT1T00022.htm
◆J1第28節 F東京1―4鹿島(5日・国立競技場) 浦和が「さいたまダービー」史上最多得点差となる4―0で大宮に圧勝した。ダービーのホーム戦では7年ぶりの勝利となり、清水を3―1で下して首位に立った広島とは勝ち点2差。前節まで首位の横浜Mは甲府と0―0のドローで、2位に転落した。最下位の大分はC大阪にホームで0―2と敗れ1シーズンでのJ2降格が決定した。
鹿島が国立で今季最多の4得点で飾った。前半2点のリードを奪うと、後半22分に主将MF小笠原がドリブルから今季初ゴール。J1タイ記録の15シーズン連続弾に、ゴール裏のサポーターも沸いたが、「おまけみたいなもの。チームが勝つことが一番」と浮かれることはなかった。ベテランの勝負強さは健在だった。
上位対決を制し、これでJ史上初となる21年連続3連勝(90分間)を達成。首位の広島とは勝ち点差3、次節は3位・浦和と直接対決だ。キャプテンは「上を気にして(勝ち点を)算数みたいなことしていても意味がない。全部勝つ」と宣言。4試合ぶりゴールのFW大迫も「チームの柱」と信頼する小笠原を中心に、逆転Vへ勝利を重ねていく。