http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131123-OHT1T00018.htm
日本代表の欧州遠征のため中断していたJ1が、23日に各地で再開する。代表のオランダ戦で1得点1アシストの活躍を果たしたFW大迫勇也(23)=鹿島=は、鳥栖戦(カシマ)でクラブ史上日本人最多タイとなる5戦連発で逆転優勝へ望みをつなぐ。ベルギー戦で1得点1アシストのFW柿谷曜一朗(23)=C大阪=は、広島戦(金鳥スタ)でクラブ史上日本人J1最多となるシーズン19ゴールを狙う。2人の若きエースが今度はJの舞台でしのぎを削る。
リーグ2位につける浦和のFW興梠慎三(27)が、川崎キラー弾を狙う。今季、リーグ戦とナビスコ杯で川崎と3度戦い、奪った3点は全て興梠。鹿島所属の昨年9月にも2点を奪い、最近の川崎戦は4試合で5発と“お得意様”だ。「たまたまですけど、自分のゴールで勝てれば一番いい」。22日は川崎戦(23日・埼玉)へ向け、さいたま市内で調整。首位・横浜Mとは勝ち点1差だけに、気合十分にシュート練習を行った。ただ、ペトロヴィッチ監督(56)にとって、川崎は相性が悪い。06年から指揮した広島では3分け6敗。浦和でも12年から1分け2敗とリーグ戦12戦未勝利だ。「勝たないと優勝はない。チャンスはあると思うし、しっかり決めたい」と興梠は前を見据えた。