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2013年12月7日土曜日
◆鹿島「大迫のハットトリックうどん」大量得点願い完売(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20131207/jle13120705010000-n1.html
鹿島は6日、広島戦(ホーム)に向け、約1時間調整。日本代表FW大迫は「最低限の結果は勝つこと」と力を込めた。逆転優勝には勝利が絶対条件で、勝ち点で横浜Mに並んでも得失点差9をはね返す必要がある。条件は厳しいが、クラブハウスに併設されたカフェでは「大迫のハットトリックうどん」(600円)が30食完売。大量得点を願うファンの思いが届くか。(鹿嶋市)
◆鹿島 奇跡信じて…「大迫ハットトリックうどん」完売(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/07/kiji/K20131207007151050.html
Jリーグ最終節 鹿島―広島 (12月7日 カシマ)
奇跡の逆転Vを信じて鹿島FW大迫が大量得点を狙う。首位・横浜とは勝ち点3差、得失点差で9下回る。4季ぶりのリーグ奪還は極めて厳しい状況だが「最低限の結果は勝つことだけど、それプラスたくさん点を取れればいい。リスクを冒すことも必要になる。どんどんシュートを打って点を取りたい」と力を込めていた。
今季はリーグ最多タイの101本のシュートを放ち19得点と量産。7月のスルガ杯では世界的強豪サンパウロからハットトリックを記録するなど爆発力もある。試合前日にはクラブハウス内のカフェで販売されている「大迫ハットトリックうどん(空揚げ3個入り、600円)」が完売するなど周囲の期待も大きい。
◆【鹿島】大迫「勝たなきゃいけない雰囲気」(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131206-1227766.html
鹿島が6日、茨城・鹿嶋市内で前日練習を行い、翌7日の最終節・広島戦に備えた。首位横浜との勝ち点差は3、得失点差は9あるが、大逆転優勝の可能性は残る。
FW大迫勇也(23)は「自分たちのサッカーをするしかない。周りを意識するよりも、いかにゲームに入っていけるか。(岩政)大樹さんも最後だし、勝たなきゃいけない雰囲気がある」と話し、気を引き締めていた。
◆鹿島大迫が雪辱 広島逆転Vだ/第34節(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131207-1228023.html
<J1:鹿島-広島>◇第34節◇7日◇カシマ
15時半キックオフ。
【広島】逆転でのリーグ連覇に挑む。鹿島戦に勝って首位横浜が引き分け以下なら、09年まで3連覇した鹿島以来の2連覇達成。リーグ終盤は優勝争いのライバル横浜、C大阪と直接対決で苦杯をなめたが、最終節では3位鹿島を破って王者の称号を手に知る。横浜が勝てば、優勝はないが、奇跡を信じてゴールに迫る。6試合ゴールなしのエースFW佐藤が大爆発だ。
【鹿島】3位鹿島と2位広島が最終節で直接対決を迎える。首位横浜の結果次第だが、ともに逆転優勝の可能性を残す両チーム。下位との勝ち点差も近いため、ACL出場圏内の3位以内を確保するためにも勝利で終えたいところだ。
11月には天皇杯4回戦で対戦し、広島が3-1で快勝した。鹿島はFW大迫勇也(23)が日本代表の欧州遠征で不在だったため、同じホームで雪辱を果たせるか。
◆【鹿島】大迫、逆転VへJ初ハットで得失点差9まくる(報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131206-OHT1T00222.htm
J1の最終節は7日、各地で9試合が行われる。敵地で川崎を下せば9年ぶり4度目の優勝となる横浜Mは6日、横浜市内のマリノスタウンで練習。MF中村俊輔(35)はアルゼンチンの英雄・マラドーナ(53)のような存在感あるプレーでチームを引っ張ることを宣言した。勝ち点2差で追う2位の広島は連覇を目指し、3位の鹿島とアウェーで対戦する。
鹿島の日本代表FW大迫勇也(23)がリーグ戦初のハットトリックで大逆転Vを呼び込む。6日、広島戦へ茨城・鹿嶋市内で前日練習を行った。
クラブハウス内にあるカフェでは、この日に販売された約50食のうち「大迫のハットトリックうどん(定価600円)」が30食完売と大盛況。横浜Mと勝ち点3差、得失点差で9下回る中、エースの大量得点へサポーターが後押しした。広島はJ1最少の29失点だが、大迫は「どんどんシュートを打って、点を取りにいきたい」と燃える。
来年1月の欧州移籍を目指しており、広島戦は鹿島で最後の試合となる可能性もある。カシマスタジアムを改修した01年以降、12連勝中のホーム最終戦で背番号9が爆発する。
◆【J1:第34節 鹿島 vs 広島】プレビュー:優勝の可能性を残す両チーム。勝利でしか手に入らない奇跡と連覇(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00165324.html
12月7日(土)J1 第34節 鹿島 vs 広島(15:30KICK OFF/カシマ)
◆J1昇格プレーオフ特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
◆J2・JFL入れ替え戦特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
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スッキリと晴れ渡る空の下、鹿島の今シーズン最後の練習が終了した。やり残したことはない。選手や監督の顔にはそう書いてあるように見えるほど、迷いや雑念が感じられない。選手たちはピリピリとした緊張感ではなく、静かな自信をみなぎらせていた。
現在、鹿島は首位横浜FMと勝点3差の3位に付けている。今節は2位広島との直接対決。鹿島が勝ち、横浜FMが負ければ得失点差での勝負になるが、その差は9と大きく開いている。逆転優勝のためには大量得点が必要だ。どういう試合の入り方をするのかに注目が集まる。
ただ、選手や監督のコメントを聞くと、その点はすでに周到に準備が進んでいるようだ。木曜の非公開練習のなかで、監督だけでなく選手同士でも意志統一を図ったという。「最低限、勝つ。プラスαで点が取れれば」と、話す大迫勇也。「まわりを意識してよくなるわけじゃない。自分たちの戦いをすること」に集中するようだ。
対する広島はこの試合に勝てば、横浜FMが引き分けるか負けるかすると、逆転で連覇達成となる。鹿島に比べると目指すべき結果はシンプルだ。このところ安定している守備をベースに1点を先に奪えば、一気に試合を優位に運ぶことができるだろう。ただし、問題は点が取れなかったときだ。勝たなければ優勝はないため、どこかで点を奪いにいかなければならない。
トニーニョ セレーゾ監督は「相手は昨シーズンの王者。敬意を持たないといけない」と話ながらも「相手も勝たないといけない」、「どこかで一気に試合が動く」と予想していた。「ハラハラドキドキ、見る側には楽しい試合になるのではないですか」と、ブラジル人指揮官は柔らかい微笑みを浮かべる。「キックオフから始まって試合終了まで、サッカーはなにが起きるかわからない」。百戦錬磨の経験の持ち主は、試合の機微を十分に心得ているようだった。
11月16日に行われた天皇杯4回戦で相まみえた両チーム。そのときはアウェイの広島が3-1で勝利をおさめた。内容的にも広島の完勝と言えた。大迫を欠いた戦いではあったが、鹿島としてはその負のイメージを払拭してピッチに立つ必要もある。また、ジュニーニョ、遠藤康が前節で負傷しており、出場は微妙な状態だ。ただ、代わりに出るのが野沢拓也であるならば、鹿島サポーターの期待は大きくふくらむはずだ。終盤戦になると勝負を決める数々の活躍を見せてきたことから「Mr.クライマックス」の異名を持つ。
「タクさんが出るとそれだけで心強い。ずっとベンチにいる選手じゃなかった。最後に出てくるのは何かあるかな」
大迫も、天才ミッドフィルダーの登場を望んでいた。
また、この試合を最後にクラブを離れる選手もいる。特に岩政大樹は、鹿島の最終ラインに君臨し、リーグ3連覇などに大きく貢献した功労者の一人だ。
「いままで頑張ってくれた人のためにも勝たないといけない」
この大迫の決意は、彼一人のものではないはずだ。
以上
2013.12.06 Reported by 田中滋