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2014年1月17日金曜日

◆[AFC U-22選手権]手倉森ジャパンが豪州に4発快勝で初勝利!!準々決勝進出決める(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/412207_131605_fl



[1.16 AFC U-22選手権グループC第3節 日本4-0オーストラリア]

 手倉森ジャパンが初勝利でグループリーグ突破!! オマーンで開催中のAFC U-22選手権は16日、グループリーグ最終節を行い、2試合連続ドローのU-21日本代表は、2連勝ですでに首位通過を決めているU-21オーストラリア代表と対戦した。前半だけで3ゴールを奪った日本はオーストラリアに4-0で快勝。今大会が初陣の手倉森誠監督は就任後初勝利で、1勝2分の勝ち点5に伸ばし、C組2位でグループリーグ突破を決めた。20日の準々決勝ではD組1位のイラクと対戦する。

 DF松原健(大分→新潟)が出場停止の日本は14日のクウェート戦(0-0)から先発6人を変更し、GK杉本大地(京都)が今大会初先発を果たした。DF川口尚紀(新潟)、DF山中亮輔(柏→千葉)、DF吉野恭平(東京V)、MF原川力(京都→愛媛)、FW中島翔哉(東京V)の5人は12日のイラン戦(3-3)以来、2試合ぶりの先発。MF矢島慎也(浦和)とMF喜田拓也(横浜FM)はクウェート戦に続く先発で、DF西野貴治(G大阪)とDF植田直通(鹿島)の両CB、FW鈴木武蔵(新潟)の3人は3試合連続の先発となった。システムもこれまでの4-4-2から4-1-4-1に変更。中盤のアンカーの位置に吉野が入った。

 自力でのグループリーグ突破のためには勝利が必要な日本。前半17分、相手のミドルシュートを杉本が前に弾き、FWトンビデスがこぼれ球に詰めたが、シュートはゴールライン上で植田がヘディングでクリアした。ピンチをしのぐと、その1分後だった。喜田のパスを受けた矢島が右サイドから中央に折り返し、中島が右足ダイレクトでシュート。GKの手を弾いたボールはゴール右隅に吸い込まれ、先制に成功した。
 前半24分にも吉野のロングフィードに反応した中島が右サイドからグラウンダーのクロス。鈴木がニアに走り込んで生まれたスペースに矢島が走り込み、右足ダイレクトで流し込んだ。連続ゴールで2-0とリードを広げた日本。ボール支配率ではオーストラリアが上回り、守備でヒヤリとする場面もあったが、最後のところでしっかりと跳ね返す。すると前半45分、山中の左クロスがDFブラウンのクリアミスを誘ってオウンゴールとなり、前半だけで3-0と大量リードを奪った。
 後半立ち上がりの4分には矢島が上げたクロスボールがMFイコノミディスのハンドを誘い、PKを獲得。これを中島が落ち着いてゴール左に蹴り込み、自身2得点目で4-0と試合を決定づけた。日本は後半11分に最初の交代カード。矢島に代わってMF石毛秀樹(清水)が左サイドに入り、中島が右サイドに回った。同23分には原川を下げ、今大会初出場となるMF幸野志有人(長崎→F東京)を投入。幸野はトップ下の位置に入り、4-2-3-1にシステムも変更した。
 後半27分には相手のシュートに川口が体が投げ出してブロックするなど大量リードにも集中力を切らさない守備陣。攻撃陣は同31分、鈴木に代わってFW荒野拓馬(札幌)が入り、最後まで攻めの姿勢を見せたが、5点目はならず。それでも2試合連続の無失点で4-0の完封勝利を飾り、今大会初勝利を挙げるとともに準々決勝進出を決めた。