http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20140206-OHT1T00015.htm
◆練習試合 鹿島4―1ホンダロック=30分×3本=(5日・宮崎県総合運動公園陸上競技場) 鹿島は5日、キャンプ地の宮崎でホンダロックと練習試合(30分×3本)を行い、4―1で今季初の対外試合を飾った。筑波大から新加入のFW赤崎秀平(22)がいきなり1ゴール1アシストの活躍。その動き出しの良さから、元日本代表で鹿島OBのFW柳沢敦(36)=仙台=にたとえられるなど、高評価を得た。
赤崎は密集したペナルティーエリアでスペースをいち早く見つけ、左サイドに動き出す。出てきたパスを左足でゴールに流し込んだ。今季新人NO1の呼び声高いストライカーは「結果が出て安心したということはない。1年目から勝負だと思っている」と満足していないが、この光景を見た周囲からは期待の声が上がった。
鹿島の鈴木満常務は「動き出しがいい。ヤナギ(柳沢)に似ている。ボールを引き出すのがうまい」と評価。昨季19得点のエースFW大迫(1860ミュンヘン)が抜けた穴を誰が、どう埋めるかが大きなテーマとなる中、「(開幕まで)試合が用意されている。その中でポジションをつかむためにやれることをやる」と話す赤崎が、チームに光を照らす。
◆赤崎 秀平(あかさき・しゅうへい)1991年9月1日、鹿児島県生まれ。22歳。5歳でサッカーを始め、佐賀東高3年時に浦和などから獲得オファーを受けたが、10年に筑波大入学。大学1年から全日本大学選抜に選ばれた。関東大学リーグ通算74試合48得点。昨年には多くのJ1からオファーを受け、鹿島を選んだ。174センチ、70キロ。