http://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20140330/178729.html
勝利に貢献した長澤和輝 [写真]=Bongarts/Getty
ブンデスリーガ2部の第28節が30日に行なわれ、日本代表FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンとMF長澤和輝の所属するケルンが対戦。大迫と長澤は、ともに先発出場した。
ホーム戦に臨んだ1860ミュンヘンは、開始3分に立て続けにシュートを放ったが、相手GKの好セーブに防がれて先制点とはならなかった。一方、敵地に乗り込んだケルンも、15分に長澤がミドルシュートを放ったが、枠を外れた。
37分には、再び1860ミュンヘンがチャンスを迎えた。カウンターからゴール前に攻めこむと、大迫が相手DFを2人かわしてGKとの一対一に持ち込んだ。しかし、シュートはわずかにゴール脇に外れて得点とはならなかった。
スコアレスのまま後半を迎えると、ケルンが攻勢をかける。53分には長澤のパスからボール・フィネが決定機を迎えたが、シュートは枠を捉えられなかった。その後もケルンが攻めこむ展開が続いたが、1860ミュンヘンのGKガーボル・キラーイの好セーブもあり、得点は生まれなかった。
互いに無得点のまま終盤を迎えたが、試合終了間際の86分についに先制点が生まれた。ケルンのフィネがペナルティエリア内でボールを受けると、右足のシュートを突き刺した。
結局、フィネの得点が決勝ゴールとなり、ケルンが1-0で勝利した。ケルンは、2連勝で8試合負けなしの勝ち点55で首位を維持。一方、2試合ぶりの黒星を喫した1860ミュンヘンは、同38で9位となっている。なお、大迫はフル出場。長澤は89分までプレーした。