http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20140329-OHT1T00282.htm
◆ドイツ・ブンデスリーガ シャルケ04 2-0ヘルタ(28日、ヴェルティンス・アレーナ) 右太もも裏の肉離れで長期離脱中の日本代表DF内田篤人(26)=シャルケ04=が、今季中の復帰を目指すと明言した。チームはヘルタにホームで2―0で勝利。ヘルタMF細貝萌(27)は過密日程が考慮され、今季初めて先発から外れ、出番なしだった。
「雰囲気いいね、いつもここは」。2試合ぶりの勝利をスタンドから見届けた内田が、今季中の復帰を目標に据えた。「みんなW杯に間に合えばいいという感じで、そういう日本の人はいると思う。俺からするとやっぱりシャルケの選手だし、シャルケでリハビリしているし、シャルケがOKしてくれたから、日本にも(診断で)帰れた。だからすごく感謝している。W杯に間に合わせるんじゃなくて今シーズン、なるべく早くけがを治して復帰したい」
2月のハノーバー96戦で負傷。日本に一時帰国して約1か月間をリハビリに費やした。さらに、精密検査と治療のため日本へ再び帰国。今月中旬にチームに再合流した。現在は日本の医師とも連絡をとりながら、リハビリ担当トレーナーと一緒に毎日をクラブハウスで過ごしているという。
リーグはあと6節で、最終節は5月10日。同じW杯に間に合う場合でも、クラブで1試合でも実戦に出場できた、とできないとでは大きな違いが生まれる。