http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/03/09/kiji/K20140309007739450.html
ドイツ2部・第24節 1860ミュンヘン4―0アーレン (3月7日)
ドイツ2部1860ミュンヘンの日本代表FW大迫勇也(23)が7日のアーレン戦で今季3点目を決めた。1―0の前半21分、自陣からのロングボールに競り勝ち、ヘッドでパス。ペナルティーエリア内左でボールを受けたシュトッペルカンプからリターンを受け、左足でネットを揺らした。2月22日のパーダーボルン戦以来2試合ぶりの一撃。1月に鹿島から移籍後5戦3発と量産態勢に入り「一連の動きとしてはスムーズにできた。ゴールに向かう姿勢が大事」と胸を張った。
日本代表の5日のニュージーランド戦(国立)に1トップで先発して後半35分まで出場。深夜便(6日午前1時10分発)で欧州に向けて出発していた。中1日で長距離移動を伴う強行日程。欧州組としてホームの国際Aマッチに出場するのは初体験だったが「どこでも寝られる」と豪語する通り、時差ボケをものともせずに結果を出した。
前線で体を張り、得点以外でもチームに貢献。移籍後全5試合に先発するなど中心としての立場を確立しており、後半30分に途中交代する際にはサポーターから歓声を浴びた。4―0の勝利に貢献して待望の移籍後初白星を挙げたが「試行錯誤しながら試合をしている。まだまだ。もっとできる」と満足はしていない。
3カ月後に迫ったW杯ブラジル大会に向け、ザックジャパンの1トップ候補は着実にステップアップしている。