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2014年6月12日木曜日

◆先輩アスリートが伝授 盛岡・大宮中で小笠原選手ら(岩手日報)


http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140611_6



 サッカーJ1鹿島の小笠原満男選手とソウル五輪ハンドボール代表の首藤信一さん、本県唯一の五輪金メダリスト三ケ田礼一さんは10日、盛岡市本宮の大宮中(樋下照男校長、生徒608人)で自身の経験を交えながら語り合い、選手の心構えを伝えた。全校生徒が憧れの先輩らのメッセージに接し、生活の糧にすることを誓った。

 小笠原選手と首藤さんは卒業生。アルベールビル冬季五輪ノルディックスキー複合団体金メダリストで、同校PTA副会長でもある三ケ田さんが加わった。

 地域住民も訪れ、約700人が聴講。小笠原選手は「人生で中学時代に一番練習した。皆さんも部活動など遊ぶ時間を削ってでも努力してほしい」と強調。首藤さんも「人が10回練習したら、それ以上やるようにする強い気持ちを持って」とアドバイスした。

 剣道部の橘一真君(3年)は「小笠原さんはりんとして格好良かった。三ケ田さんの『基本に忠実に』が印象深い。中総体も近く、実践していきたい」、ハンドボール部の沼山知憲君(3年)は「試合の笛が鳴ったら今までの練習を信じるだけ、という言葉に共感した。練習を信じてプレーしようと思う」とあらためて決意した。