http://web.gekisaka.jp/news/detail/?140282-140282-fl 米フロリダ州クリアウォーターでの合宿生活は4日でちょうど1週間。多くの選手が「時差ボケが取れてきた」と笑顔を見せており、現地を訪問中の家族と触れ合う選手もいるなど、それぞれが良いバランスで集中とリラックスを使い分けているようだ。
リラックスルームにはゲームや対戦国のビデオなどが置かれ、選手は好きなときにそこを訪れ、思い思いの時間を過ごしているが、コートジボワールの映像など、対戦国のビデオを見ている選手はまだあまりいない様子。人気なのはやはりゲームだという。
ここで意外な才能を見せているのがDF内田篤人(シャルケ)だ。リラックスルームに置かれているゲームは『Wii』。マリオカートで盛り上がっている。GK西川周作(浦和)によれば、ゲームがうまいのは内田。「Wiiのコントローラーは初めは操作が難しいんですが、ウッチーは強いし、センスがある。初めてらしいのですが、操作がうまいんです」
宿舎の目の前には、地元の人々が「シュガーサンド(砂糖の砂)」と呼ぶ白い砂のビーチが広がる。バカンスを楽しむ人々の光景がリラックスムードをさらに高めてもいる。高温多湿の気候でブラジルの気候への順化が促進され、時差調整もOK。ここまでは順調にスケジュールが進んでいると言えそうだ。
(取材・文 矢内由美子)