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7月12日(土) 第94回天皇杯 2回戦
鹿島 2 - 2(PK 1 - 2)ソニー (18:00/カシマ/3,656人)
得点者:23' 細見 諒(ソニー)、28' 田中 豪紀(ソニー)、33' ダヴィ(鹿島)、36' カイオ(鹿島)
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●石川雅人監督(ソニー):
「お疲れさまでした。選手が最後までよく走ってくれたと思います。昨年、ここでやらせていただいて0-3という結果、そこの悔しさというもの、選手たちの向上心、そういったところを最後まで出してくれた選手の頑張りに尽きると思います」
Q:延長戦の前後半が終わって選手が倒れ込むほど疲労困憊な状態だったと思いますがPK戦を迎えるに当たりどんな言葉をかけて送り出したのですか?
「声はかけてないです。私が声をかける前に、このチームはいつもそうなんですけど、選手自らが声を出す選手たちですので、私が何かを言う前にもう選手たちで雰囲気をつくってPK戦に臨んでくれました」
Q:2点を取ってから2点を追いつかれ、普通ですとそこで精神的に優位に立たれても仕方がないような流れだったですが、そこで食い止められた最大の要因はどこにあったと思いますか?
「ひとつポイントは2点目を取られてから前半の終了までだったと思います。あそこで間違いなく流れは鹿島さんでしたし、あそこで3点目を与えていればこういう結果にはなっていなかったと思います。そこの前半のところをしのいだこと。2点取って2点失ったというところは、ハーフタイムで選手たちは今が0-0なんだ、ともう一度気持ちを立て直すことができました。そこが大きかったかなと思います」
Q:後半以降はほとんど守りに専念する時間帯が長かったと思いますが、しっかり守ることを優先しようということだったのでしょうか?
「もちろん得点をとって90分で勝ちたいという気持ちはありましたけれども、勝利ということを目指した上での選手のピッチ上での判断、まずしっかり守ってというところだったかな、と思います」
Q:選手が自主的に判断したのですか?
「常に自主的にボールを奪いに行く守備を目指しているのですが、やはり勝利と言うことから逆算した時にしっかりゴールを守るというところから自分たちの攻撃、あるいはその上でボールを奪いに行くということを判断したのかな,と思います」
Q:前半、ペースを掴んでいたと思います。3バックというか5バックという陣形で臨んだにもかかわらず、かなり両サイドが高い位置を保ってアントラーズに対して勇気を持って戦っていたと思います。それは試合前からのプランだったのでしょうか、それとも流れを見て選手たちが判断したのでしょうか?
「我々のゲーム運びで一番良い状態というのは、そのワイドの選手が高い位置を取れること。その中で前に人数をかけて攻撃できるというところが自分たちの良い流れの時間帯になります。入りのところは自分たちの良いところを前面に出していこう、と。そこは一つJリーグは中断があったというところ。我々の方が公式戦に臨んでいる頻度が高いというところは、入りのところで優位を取ろうということは考えていました」
以上