http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140720-OHT1T50011.html
◆J1第15節 F東京1―1鹿島(19日・味スタ)
判定の正確性向上を目的に、審判に無線機能が導入された今節、早くも問題が起こった。山本雄大主審(31)が務めたF東京―鹿島(味スタ)で不可解な判定が相次いだ。
後半35分、ボールがF東京DF徳永の頭に当たってオウンゴールとなったが、判定は競り合った鹿島FW豊川のハンド。後半15分には判定があいまいだったため、CKの準備で鹿島の選手が前線へ上がったところ、F東京のカウンター攻撃を受け、失点した。さらに暴力行為を見逃すなど、警告やファウルの基準もあいまいだった。
無線は主審、副審2人、第4の審判が試合中に意思疎通できるよう導入されたが、不可解な判定を防げなかった。鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は「11人対12人の試合だった」と皮肉を込めた。鹿島は週明けにも、Jリーグに意見書を提出する。