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2014年9月4日木曜日

◆遠藤の「7」後継!アギ―レ監督、MF柴崎を新司令塔に指名!!(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140904/jpn14090405030001-n1.html



 サッカー・日本代表合宿(3日、札幌市内)アギーレ監督が新生日本代表の司令塔にMF柴崎を指名した。MF遠藤保仁がブラジルW杯まで8年間着けた背番号「7」を、柴崎が受け継ぐことが決まった。

 「背番号に対する思い入れはないが、日本代表の7は過去に偉大な選手が着けた番号。そういう見方もされると思うし、僕らしいプレーができれば」

 自然と表情が引き締まる。関係者によると、背番号はアギーレ監督や代表スタッフが意見を交わして決定した。A代表の出場歴がない選手に7番を託すのは、大きな期待の表れといえる。

 日本代表の7番は、チームの“心臓”となる選手が背負ってきた。2002年日韓、06年ドイツW杯ではMF中田英寿が着け、その後は遠藤が継承した。2人と同様にゲームメークを得意とする柴崎にとって、うってつけの番号だ。



 冒頭の15分以外は非公開で行われたこの日の練習では実戦的な内容に取り組み、柴崎は中盤の攻撃的な位置に配置されたもよう。「僕は攻撃的な選手なので、ゴールやアシストなどわかりやすい結果を出したい」と意気込む。

 練習開始時には一番にピッチに向かったFW本田に並び、2人で言葉を交わしながら歩いた。「海外組の選手の話は『なるほど』と思うことも多々あるし、リアルな話を聞けるのは貴重」と刺激を受けている。

 遠藤は「僕の後継者は柴崎」と明言してきた。日本代表歴代最多の国際Aマッチ146試合出場を誇る遠藤から柴崎が背番号を受け継いだことは、世代交代の象徴でもある。「(ウルグアイ戦には)もちろん出たいし、思い切りプレーしたい」。柴崎が日本の中心としてチームを動かす。 (伊藤昇)