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[10.18 J1第28節 鹿島2-3柏 カシマ]
3位鹿島アントラーズはホームで柏レイソルに2-3で敗れ、2連敗となった。2度のリードを追いつかれ、試合終了間際に決勝点を許す逆転負け。前節のG大阪戦(2-3)と同じような展開で、ホームで痛恨の2連敗を喫した。
序盤から主導権を握った鹿島は前半15分、MF柴崎岳のFKにFWダヴィが頭で合わせたが、ゴール上へ。同21分にもDF山本脩斗の左クロスからダヴィがヘディングシュート。ここはGK桐畑和繁の好セーブに阻まれたが、前半35分、柴崎の左クロスがファーサイドに流れたところをDF西大伍が左足で蹴り込み、先制点を奪った。
しかし、柏も前半アディショナルタイム、FWドゥドゥの右クロスにFWレアンドロがニアサイドで合わせ、同点ゴール。前半のシュート数は鹿島の10本に対し、柏は3本だったが、1-1の同点で前半を折り返した。
鹿島は後半3分にダヴィが負傷交代するアクシデント。それでも同23分、右CKのこぼれ球をダヴィに代わって入ったMF中村充孝がヘディングで押し込み、2-1と再び勝ち越した。ところが直後の後半24分だった。柏はレアンドロがゴール前にスルーパスを出すと、前に飛び出したGK曽ヶ端準のクリアが、詰めてきていたドゥドゥの体に当たって跳ね返り、ゴールマウスに吸い込まれ、2-2の同点に追いついた。
柏は後半31分にDF鈴木大輔が2枚目のイエローカードを受け、退場。数的不利に立たされたが、後半45分、レアンドロの左クロスに走り込んだ途中出場のMF太田徹郎が右足で押し込み、3-2と勝ち越した。土壇場の決勝点で逆転勝利。3試合ぶりの白星は、アウェーでは4月29日のG大阪戦(2-1)以来、10試合ぶりの勝利となった。