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練習で本田(左)と競り合う柴崎(右) [写真]=嶋田健一
日本代表は7日、新潟市内で合宿2日目の練習を実施した。
先月のベネズエラ戦で代表デビューを飾ったMF柴崎岳は練習後、「緊張感は変わらないけれど、前よりはスムーズに入れている」とコメント。「本当に一日一日短いスパンでの合宿なので、やれるときにしっかりと互いの共通理解だったりを深めていきたいなと思う」と語った。
デビュー戦は、4-3-3のインサイドハーフで出場。「ある程度自由に動けるポジションは、僕らのところぐらい」といい、「運動量を多くしながら、アンカーやサイドバック、ワイド、ワントップとも距離を近くする必要があるし、それがないとセカンドボールも拾われて、チームとしての機能性という部分は出ないと思うので、しっかりとハードワークはやっていきたい」と自覚を明かす。
ハビエル・アギーレ監督は、ブラジル・ワールドカップ以来の復帰となったMF香川真司を、インサイドハーフで起用する意向。左右のインサイドハーフでの共演について問われると、柴崎は「(左右の)どちらになろうとも周りとの連携は考えていきたいし、試合の中でポジションが変わることはよくあることなので、流動的に動きながら、周りとコンビネーションを生み出したい」とコメント。ポジション争いに関しても、「試合に出る出ないは監督が決めることで、しっかりとアピールしていかないといけない。特長は全く違うし、僕にしかできないというか、自分の特長を試合に出たら発揮したい」と、意気込んだ。
日本代表は10日に行われるキリンチャレンジカップ2014でジャマイカ代表と、14日にシンガポールで行われる国際親善試合でブラジル代表とそれぞれ対戦。アギーレ体制での初勝利を狙う。