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[10.31 ブンデスリーガ第10節 シャルケ1-0アウクスブルク]
ブンデスリーガは31日、第10節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでアウクスブルクと対戦し、1-0で競り勝った。右SBでフル出場した内田は前半37分に先制点をアシスト。守備でも完封に貢献し、チームを2試合ぶりの勝利に導いた。
前日30日にシャルケとの契約延長が発表されたばかりの内田が魅せた。前半37分、自陣で相手のパスをインターセプトすると、相手選手を一人振り切り、そのまま右サイドを一気に駆け上がる。スピードに乗ったドリブルで約50mを独走。ゴールライン近くまでえぐって倒れ込みながら折り返し、ファーサイドのFWクラース・ヤン・フンテラールが右足アウトサイドで押し込んだ。
内田の3試合ぶり今季2アシスト目で先制点を決めたフンテラールは一目散に内田のもとへ向かい、ピッチに倒れ込んだままの内田を引き起こして感謝の抱擁。内田はゴール裏のサポーターに向かって拳を突き上げ、会心のガッツポーズを見せた。
前半を1点リードで折り返したシャルケだが、試合開始早々の前半4分にMFユリアン・ドラクスラーが負傷交代した攻撃陣がなかなかかみ合わず、2点目が遠い。後半に入ると、アウクスブルクに押し込まれる時間帯も増えたが、内田は守備でも体を張った好プレーを披露。ピンチを未然に防ぎ、時には逆サイドのカバーにまで戻るなど無失点に大きく貢献し、ホーム3連勝を飾った。