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2014年12月7日日曜日

◆鹿島小笠原、中田にV届けられず悔し涙(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20141206-1405756.html



<J1:鹿島0-1鳥栖>◇第34節◇6日◇カシマ

 5季ぶりの優勝を狙った鹿島が、暫定3位で終わった。勝ち点2差で追う首位G大阪が引き分け、2位浦和が敗戦。

 2点差以上で鳥栖に勝てば逆転優勝だったが、前半6分にMF高橋義希(29)に力強いロングシュートで先制点を献上。懸命に追ったが、相手は足をつっても(DF崔)、脱水症状になっても(FW豊田)最後まで足を止めることがなく、逃げ切られた。

 3日に元日本代表DF中田浩二(35)が引退を表明。ベンチ外となり、スタンドで見守った功労者に勝利を届けたかったが、完敗した。DF昌子も、同期のMF小笠原も涙を流して悔しがった。

 79年組(79年生まれ)の黄金世代としてワールドユース(現U-20W杯)準優勝やW杯出場など、苦楽をともにしてきた小笠原は「言葉に表せないぐらい、悔しい。ずっと一緒にやってきて、つらいことも、いいこともあった。正直に言えば、今日のピッチに立ってほしかった」。

 優勝を持ち越した来季へ向けて「鹿島を勝たせてきた浩二が退く姿を見て、何かを感じなきゃいけない」と若手に発奮を求めた。