今季限りで現役を引退する仙台FW柳沢敦(37)が、被災地の子どもたちに夢と笑顔をプレゼントした。13日はFW赤嶺真吾(31)、MF佐々木勇人(32)らと仙台市内で日本プロサッカー選手会主催のふれあい活動に参加。雪が舞う中、同市若林区と宮城野区のスポーツ少年団に所属する小学生115人と約1時間半ボールを追った。震災直後から復興支援の先頭に立ってきた柳沢は「純粋にサッカーを楽しんでくれた。充実した時間を過ごせた」と目を細めた。
未来のJリーガーに、熟練の技も“伝授”した。低学年チームのシュート練習では、自らGKに入って「リラックスして」「体の向きでどっちに打つかわかっちゃうぞ」とアドバイス。選手としての支援活動は最後となるが「どれだけ苦労をされてるか感じてきたし、復興にはまだ時間がかかる。サッカーに携わる人間として継続していきたい」と約束した。【鹿野雄太】
未来のJリーガーに、熟練の技も“伝授”した。低学年チームのシュート練習では、自らGKに入って「リラックスして」「体の向きでどっちに打つかわかっちゃうぞ」とアドバイス。選手としての支援活動は最後となるが「どれだけ苦労をされてるか感じてきたし、復興にはまだ時間がかかる。サッカーに携わる人間として継続していきたい」と約束した。【鹿野雄太】