http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14177032267574
来場呼び掛け
東日本大震災の復興支援を目的に、仙台市のユアテックスタジアム仙台で14日行われるサッカーの慈善試合に出場するJ1鹿島の小笠原=盛岡市出身=が4日、サポーターへ来場を呼び掛けた。
日本プロサッカー選手会による慈善試合は、被災地にゆかりのある選手で構成する「東北ドリームス」が、「JAPANスターズ」と対戦する。小笠原のほか、東北チームからは鹿島の遠藤と柴崎、J2水戸から三島と馬場も出場する予定だ。
これまでも東北各地に足を運び、被災者らと交流を図ってきた小笠原。震災から3年半以上が過ぎた今、「年に1回でも(試合を)やれば震災の風化を少しでも防げる。防災意識を高めてもらうためにも震災を風化させてはいけない」と力を込めた。
仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者の現状などを踏まえ「早く復興してほしい。何かを発信することで少しでも進むきっかけになってほしい」と強調。当日は「満員の中でいい雰囲気で試合ができれば一番いい。選手が楽しめて見ている人も楽しんでもらえる試合になれば」と語った。 (小林久隆)