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2014年8月30日土曜日

◇【J1第22節予想スタメン 浦和vs大宮】首位浦和が“さいたまダービー”4連勝を狙う…大宮戦2試合連続得点中の興梠がカギ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140829/226305.html?view=more


5月に行われたダービーでゴールを決め、浦和の勝利に貢献した興梠 [写真]=清原茂樹

■浦和レッズ 好調を持続する興梠、大宮戦は2試合連続得点中と好相性を誇る

 前節はFC東京とのアウェー戦で派手な撃ち合いを演じ、最大2点のビハインドから引き分けに持ち込んだ。苦しい展開でもあきらめずに勝ち点を持ち帰ったことは評価できる。ただ、今シーズンにJ1連続無失点記録を更新したチームとして、4失点はいただけない。防ぎようのない失点もあった一方で、緩慢な守備の隙を突かれて許したゴールもあった。無失点記録がストップして以降、守備の甘さが目立つ試合が多いため、4失点という痛みを契機にディフェンス面での集中力を取り戻したい。

 大宮との“さいたまダービー”は、少し前まではなかなか勝てない印象の強いカードだったが、最近は3連勝と浦和が結果を残しており、苦手意識は薄れてきている。ただ、大宮はダービーマッチにおいて予想以上の力を出してきた過去がある。気を引き締めて戦う必要があるだろう。

 リーグ戦での“さいたまダービー”では、興梠慎三が2試合連続ゴールを決めている。今回も決めて3戦連発で“ダービー男”になるか注目だ。本人も「どの試合でも取りたいので大宮戦だからと意識することはないけど、ダービー男になってサポーターが喜んでくれるなら」とまんざらでもない様子。中断明けの7試合で4ゴールと気を吐くエースが今節でも点を取ることができれば、優勝争いに向けて弾みがつくのは間違いない。(神谷正明)

■浦和予想スタメン

3-4-2-1

GK
西川周作

DF
森脇良太
那須大亮
槙野智章

MF
平川忠亮
青木拓矢
阿部勇樹
宇賀神友弥
柏木陽介
梅崎司

FW
興梠慎三

■大宮アルディージャ 勝利のカギは先制点、少ないチャンスをものにできるか

 天皇杯の勝利を良い流れに変えることができなかった大宮。今節は浦和との“さいたまダービー”、流れや順位は関係ない。「全ての試合が重要だが、ダービーは特に重要。流れは悪いが、ここで勝つことが自信につながる」(ズラタン)。相手は首位、さらにアウェーという状況は、逆に選手たちにとっては開き直って戦うことできるとも言える。

「常にゼロを心掛けている中でやられてしまっている」と中村北斗が言うとおり、リーグ戦再開後は常に先制点を許している。5トップ気味になる浦和に対して4人のディフェンスラインで対応し、誰が誰を見るのかは非常に重要になる。「サイドを崩されないように」(泉澤仁)とサイドハーフとして出場の可能性がある泉澤や渡邉大剛の守備がポイントになるだろう。現在の守備について「受け身な感じはする」と藤井悠太は話すが、ボールの受け手だけではなく、ボールの出所にしっかりとプレッシャーを掛けないと柏木陽介、阿部勇樹とパスに優れた選手たちを相手に、90分間耐えることは難しい。いくところはいく、役割ははっきりしたい。「前半は0-0でいき、相手を焦らせたい」(富山貴光)と相手の攻撃をしっかり耐え、自分たちの時間帯で訪れる少ないチャンスでしっかり決めきりたい。今の攻撃陣にはそれが可能だろう。

 不安要素は中心として活躍してきた家長昭博が木曜日の練習で別メニュー調整だったこと。しかし、戦線離脱していたDF今井智基が戻ってくるのは何より大きい。ユース上がりの今井は、ムードメーカーとして早くも練習を盛り上げていた。ダービーに出場すればキープレーヤーの一人になるはずだ。(上野直彦)

■大宮予想スタメン

4-4-2

GK
北野貴之

DF
今井智基
菊地光将
高橋祥平
中村北斗

MF
渡邉大剛
和田拓也
金澤慎
泉澤仁

FW
ドラガン・ムルジャ
ズラタン

◆内田はバイエルン戦欠場 ケラー監督「100パーセントではない」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20140830-OHT1T50002.html

 ドイツ・ブンデスリーガ、シャルケ04の日本代表DF内田篤人(26)が、ホームでバイエルンと対戦する30日の試合を欠場する見通しとなった。ケラー監督が29日の記者会見で明らかにした。

 内田は右膝の負傷が回復して練習には復帰しているが、23日のリーグ初戦に続いて出場を回避する。同監督は「状態はまだ100パーセントではない」と話した。

◆鹿島伊東、新潟松原の代表入りに危機感(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140829-1358524.html

 鹿島のU-21(21歳以下)日本代表候補DF伊東幸敏(20)が、新潟DF松原健(21)のアギーレジャパン入りに刺激を受けた。

 2人は16年リオデジャネイロ五輪を目指す手倉森ジャパンの、右サイドバックの定位置を争うライバル。

 今月11~13日に行われたU-21代表候補の福岡合宿でも、ともに練習しただけに「A代表に入ったと聞いて驚いたし、悔しい思いもあった。自分も負けないように頑張らないと」と危機感すら覚えた。

 9月開幕の仁川アジア大会も、鹿島からDF植田直通(19)が選ばれたため参加しない(招集は各クラブから原則1人のため)。「A代表はまだまだ先だとしても、U-21としてアジアでの戦いを経験できない複雑な思いもある」。鹿島でも6月の右肩脱臼後、元日本代表DF西に定位置を譲った。「まずはクラブでポジションを奪い返さないといけない」と話し、地道に力を蓄えるつもりだ。

◆鹿島柴崎、W杯組と積極対話で打ち解ける(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20140829-1358076.html

 日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となるウルグアイ戦(9月5日、札幌)、ベネズエラ戦(同9日、横浜国際)の日本代表メンバー23人を発表した。

 鹿島MF柴崎岳(22)はW杯組と積極的にコミュニケーションを取りにいく。「再スタートの第1回メンバーに選んでもらってうれしい」と素直に喜んだ後、本田や長友、同じボランチの長谷部らと「いろんな話を聞いて学びたい」と目標を立てた。その上でこう続けた。

 柴崎 人見知りなので最初からできるかは分からないけど…。いろいろ話しかけていくうちに、うち解けたいという欲はあります。そこが人間としての課題かなと感じているので。自分から突っ込んでいきたい。

 その先に国際Aマッチ初出場がある。初招集された12年2月のアイスランド戦は出場機会なし。昨年の東アジア杯は体調不良で辞退した。4年後へ、まず定着を目指す男は「システムが4-3-3であればインサイドハーフが適しているのかな。攻撃的な特長や運動量を発揮できれば、評価はされると思う」。自ら課題というシャイな性格を変えた後、自信のあるプレーで勝負していく。【木下淳】

◇FC東京・武藤、日本代表対決へ「意識するのはやっぱり柴崎君」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140830/jle14083005010002-n1.html

 初の日本代表入りが決まったFC東京のFW武藤が、勝利を手土産に代表合宿へ向かう。「あす(30日)の鹿島戦は何としてでも結果を残す。意識するのはやっぱり柴崎君。仕事をさせない」。練習を終えた慶大4年生は、同じく代表入りした相手MFとの激突に闘志を見せた。前夜は友人からの携帯電話への激励メッセージ約200通に、「全部返事を書きました」。新星が勢いを増す。 (小平市)

◆鹿島「キャプテン」柴崎 同学年制し気持ちよく「代表へ」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/30/kiji/K20140830008836280.html



 首位獲りでアギーレジャパンに弾みをつける。30日のJ1リーグで鹿島はFC東京とホームで対戦。新生日本代表に選出されたMF柴崎岳(22)は出場停止のMF小笠原満男(35)に代わってキャプテンマークを巻くことが濃厚。同学年のFC東京FW武藤嘉紀(22)との対戦に注目が集まる中、若きリーダーが存在感を発揮する。【J1順位表】

 アギーレジャパンの立ち上げメンバーとして大きな注目が集まっても、浮ついた気持ちはない。FC東京戦を控えた柴崎は「クラブと代表は別。在籍しているのはクラブだし、そこでベストを尽くすことは代表メンバーに入っても変えることはない」とキッパリ。相手には新鋭FW武藤とW杯ブラジル大会を経験したDF森重がおり「武藤選手はキープレーヤーだけど、中盤や守備にもキーになる選手はいる。そういう(対決をあおる周囲の声)のは気にせずにやりたい」と勝利だけを見据えた。

 FC東京戦は柴崎にとっても、クラブにとっても大きな意味を持つ。12年10月6日にリーグ初得点を挙げた験のいい相手だが、今回は主将MF小笠原やU―21代表DF植田ら3選手が累積警告で出場停止。リーグ4連勝中で、チームとしての底力が試される。同時にリーグ後半戦は負けなしと好調なFC東京に勝てばさらに勢いがつき、首位・浦和、2位・鳥栖の結果次第では首位浮上の可能性も出てくる。

 柴崎は主将マークを巻くことが濃厚。今季カップ戦などではすでに主将の重責を担っており、チームを背負える主軸に成長した。「今節も勝って、切り替えて代表に行きたい」。柴崎は中盤で攻撃を組み立てるだけでなく、今季は5得点と得点力もついた。今季7得点の武藤とは同じ22歳。面識はほとんどないというが、同学年対決を制し、気持ち良くアギーレジャパンの第一歩を踏み出す。 

◆鹿島・柴崎、FC東京・武藤を警戒「マークしないといけない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140830/jle14083005010001-n1.html

 鹿島は29日、30日のFC東京戦(ホーム)に向け、約1時間の調整を行った。勝てば首位浮上の可能性もある一戦。日本代表に選出されたMF柴崎は、「クラブのためにベストを尽くすのは変わらない」と平常心で試合に臨む。同じく代表入りした相手のFW武藤は同い年で、日本代表対決にもなる。柴崎は「攻撃のキープレーヤーだし、マークしないといけない」と警戒した。 (鹿嶋市)

◆対鹿島6年ぶり勝利なるか/鹿-東22節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140830-1358611.html

<J1:鹿島-東京>◇第22節◇30日◇カシマ

 19時キックオフ。

 【東京】今季6月から9戦連続負けなしが続いているが、前節浦和戦では4失点を喫した。安定した守備を取り戻したいところ。攻撃の注目は日本代表に選ばれたFW武藤。08年を最後に勝利がない鹿島相手に、6年ぶりの勝利を収められるか。現在勝ち点33で5位につけるが、同39の3位鹿島に勝てば上位争いに食い込むことができる。

◆【J1第22節予想スタメン 鹿島vsFC東京】タイトルレースの行方を占う上位対決…日本代表組の活躍は必見(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140829/226331.html?view=more


日本代表メンバーに選出された柴崎(左)と武藤(右) [写真]=Getty Images


■鹿島アントラーズ 主力3選手が出場停止も代役の実績は十分

 前節、清水に快勝した鹿島は4連勝でさらに勢いを増した。2007年から勝っていない相手のホームで先制点を奪われる苦しい展開に加え、審判の判定にも悩まされた難しい試合で逆転勝ち。順位も3位に上げ、首位に勝ち点2差まで忍び寄った。いよいよ射程圏内に捉えたと言っていいだろう。

 ただし、その代償は大きかった。チームのキャプテンである小笠原満男が累積警告が4枚に達したため今節は出場停止。それだけでなくCBの一角である植田直通、途中出場で前線に起点を作る役目を担ってきた遠藤康も相次いでカードを受け、FC東京戦は出場停止となってしまった。3選手が不在という緊急事態で、鹿島と同じく中断明けから無敗のFC東京を迎え撃たなければならず、チームの地力が問われる。

 とはいえ、小笠原と植田の穴を埋める選手も実績は十分だ。ボランチの控えには、ルイス・アルベルトと梅鉢貴秀の2人、そしてCBには山村和也と青木剛、中田浩二という顔ぶれが揃う。今季初出場という選手はおらず、誰を起用したとしてもぶっつけ本番でないことは不安を軽減させてくれる重要な要素だ。

 今季、FC東京にはナビスコ杯のグループリーグとリーグ戦で対戦し、1分1敗と2試合未勝利。ただ、中断明けの初戦だった第15節の対戦では互角の戦いを繰り広げた。注目はなんといっても日本代表に選出された柴崎岳。小笠原がいないチームをどうまとめてタクトを振るうか。彼にかかる期待は大きい。(田中滋)

■鹿島予想スタメン

4-2-3-1

GK
曽ヶ端準

DF
西大伍
山村和也
昌子源
山本脩斗

MF
柴崎岳
ルイス・アルベルト
カイオ
赤崎秀平
中村充孝

FW
ダヴィ

■FC東京 アタッカー陣の出来は上々、課題は守備面か

 第21節の首位浦和との対戦は、戦前の予想に反して打ち合う展開となった。一時は3-1とリード、また武藤嘉紀が2得点を挙げて勝ち越しにも成功したが、終盤に追いつかれてドロー。だが、2失点はPKによるもので守備の組織を崩されたわけではなく、選手たちは「個人のレベルで修正できるもの」とネガティブには捉えていない。

 しかし、浦和戦で平山相太が骨折し、長期離脱を余儀なくされることに。マッシモ・フィッカデンティ監督は「チームにとって重要な時期に、大事な選手の離脱はとても残念。不在の穴は全員の力でカバーしていかなければ」と話す。

 ただし、アグレッシブな守備から切り替えの早いカウンターや、サイド攻撃は着実に精度を増している。堅守を誇る浦和に対して発揮した攻撃力をプラス材料とし、好調の鹿島に挑む。

 リーグ8戦無敗の4連勝中と絶好調の鹿島に対して、FC東京も9試合負けなし。がっぷりと渡り合う好試合を期待したいところだ。特にリーグトップの得点力を誇る鹿島に対して、いかに失点を抑えられるかが勝利のカギになる。

 また、森重真人は「東京はここぞという試合を落としてしまうことが多かったが、今は簡単には負けないようになってきている」と前進の手応えも。過去には試合巧者の鹿島、特にアウェー戦を苦手としてきたFC東京だが、堅守をベースに、“勝負弱さ”を脱却する意味でもターニングポイントとしたい一戦だ。(totoONE編集部)

■FC東京予想スタメン

4-3-1-2

GK
権田修一

DF
徳永悠平
吉本一謙
森重真人
太田宏介
MF
羽生直剛
高橋秀人
米本拓司
河野広貴

FW
エドゥー
武藤嘉紀

◆【J1:第22節 鹿島 vs F東京】プレビュー:3人が出場停止という緊急事態の鹿島はいよいよジョルジ ワグネルが出陣か!?(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177895.html

8月30日(土)J1 第22節 鹿島 vs F東京(19:00KICK OFF/カシマ)
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リーグ戦8戦無敗の鹿島と9戦無敗のF東京の好調チーム同士の対戦だ。特に鹿島は4連勝と絶好調で順位を3位にあげてきた。首位との勝点差も2に縮めており第10節以来となる1位返り咲きも見えてきた。そこで迎える難敵のF東京。今季の結果を占う大一番と言えるだろう。

さらに鹿島は難しい状況で試合を迎えなければならない。前節に警告を受けた小笠原満男と遠藤康が累積警告による出場停止。加えて2枚の警告を受けた退場した植田直通も出場停止。合計3人の選手を欠いて戦わなければならない。そのためトニーニョ セレーゾ監督は試合前々日に非公開練習を敢行。雨が降りしきるなか、さまざまなパターンを想定して練習を実施したそうだ。明けた試合前日はセットプレーのみの確認という軽いメニューで終えて試合に備えたが、主力組のなかにはジョルジ ワグネルの顔も見られた。もし出場となれば、助っ人としてシーズン途中に加入にした大ベテランの初お目見えとなる。柏レイソル、そしてボタフォゴFR(ブラジル)に移籍した最初の試合では、いずれも直接FKを決めているそうだ。FK練習をすれば、スパスパとゴールに蹴り込む左足の精度には特に注目したい。

トップ下として連携が求められる土居聖真は、まわりを使う能力が高いことを歓迎する。
「自分で仕掛けていくタイプというよりはまわりを活かしてくれるタイプだと思う。自分が動き出しをすれば良いパスを出してくれると思う。最初の試合だから難しいところはあるかもしれないけれど、少しでもサポートできればと思います」。
ゲームメイカーである小笠原の不在は大きな影を落とすが「いつもより仕事量は増えるかもしれないけれどチームが勝つためならやらないといけない」と意気込んでいた。

また、28日には新しい日本代表が発表され鹿島からは柴崎岳が選出された。同じく選出されたF東京の森重真人、武藤嘉紀と共に、これからは"日本代表の"という枕詞が付くようになる。
「特別なことはできない。自覚と責任という言葉はあるけれど、自分のプレーに集中したい」。
会見でそう述べた柴崎。小笠原がいないことで、その一挙手一投足には余計に視線が集まることになるだろう。そのなかでどういうプレーができるのか興味深いところだ。

約1ヶ月前の7月19日に対戦したときは、F東京が先行するも、鹿島が後半途中から怒濤の攻撃を見せ、最後に追いつくという展開だった。両チームとも運動量をサッカーのベースとし、奪ってからの速い攻めを得意とする。あっという間に攻守が入れ替え変わる試合が予想される。また、F東京は中盤が3枚のためにサイドが空くという特長があるため、鹿島はそこで攻撃の起点をつくろうとするだろうし、F東京はそれをさせない戦いをしてくるはずだ。そのせめぎ合いは前回対戦時と変わらず激しいものになるだろう。

以上

2014.08.29 Reported by 田中滋