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2014年9月22日月曜日

◆神戸FW田代に右肘骨折の可能性 3週間以上離脱は必至(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/09/22/kiji/K20140922008971960.html

 初タイトル目指し、上位に食らいつく好調・神戸に痛いアクシデントだ。20日のホーム清水戦で右肘付近を負傷したFW田代に骨折の可能性が浮上。3週間以上の離脱は避けられない見通しとなった。一夜明けた21日、安達監督は「オプションが増えたと思っていただけに残念」と嘆いた。

 序盤戦でリーグを席巻したパスサッカーが研究され手詰まりになったことから、ここ2試合は田代―マルキーニョスの2トップにチェンジ。鹿島で黄金時代を築いたコンビを中心に攻撃サッカーを展開し優勝の望みをつないでいた。長身FWの離脱に加え、右膝痛の長引くMF小川もいまだ万全の状態ではない。今後は長距離移動のアウェー甲府戦(23日)から、アウェー広島戦(27日)、ホーム名古屋戦(10月5日)と続く。指揮官は「名古屋戦までの連戦を何とか乗り越えたい」と我慢の戦いを覚悟した。

◆ケルンが2試合連続のスコアレスドロー…先発の大迫は後半途中交代(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20140922/234618.html?view=more


W杯ドイツ代表メンバーのクラマー(中央)と競り合う大迫(右) [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第4節が21日に行われ、FW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンとボルシアMGが対戦した。大迫が先発で出場したが、長澤は負傷欠場となった。

 同試合は、ここまで1勝2分けで今シーズン未だ負けなしのケルンが、同様に1勝2分けのボルシアMGをホームに迎えるダービーマッチとなった。

 ケルンは17分、右サイドのダイレクトプレーから抜け出したパヴェウ・オルコフスキが、ペナルティエリア内右からシュートを打つが、GKが片手で触れてゴール右にはじいて得点とはならなかった。一方のボルシアMGは28分にマックス・クルーゼが、29分にはグラニト・ジャカがミドルシュートを放つも枠をとらえられない。

 なかなかボールにからむ機会が少なかった大迫だが、31分には、ペナルティエリア手前の中央でボールを受けて、ドライブがかかった山なりのシュートを放つが、ゴール右にそれて得点を奪うことはできなかった。33分には右サイドのミショ・ブレチュコがミドルシュートを放つと、大迫が詰めるも、GKがしっかりキャッチ。

 ボルシアMGは42分に、ラファエルがペナルティエリア手前の中央でボールを受けると、DFを1人かわしてエリア内に突破。シュートの姿勢に入るが、ケルンDFがブロックに入りチャンスを活かせなかった。前半は、決定的なシーンはないままスコアレスドローで折り返した。

 後半に入って最初にチャンスを得たのはボルシアMG。48分に、右サイドからのクロスをクルーゼがヘッドで合わるが、枠をわずかに逸れてゴールを奪うことはできない。54分、ケルンは大迫に代えてダニエル・ハルファーを投入。80分にはハルファーからパスを受けたシモン・ツォラーがシュートを放つも、相手GKがキャッチ。アディショナルタイムに入るとボルシアMGのラファエルがドリブルで持ち込もうとするも、ケルンDFがタックルで対応しチャンスとはならなかった。

 試合はお互い決定機も少なく、ゴールを割れずに終了。ケルンは2試合連続となるスコアレスでボルシアMGと引き分けた。

 ケルンは次節、24日にMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーとアウェイで対戦。ボルシアMGは同日、ハンブルガーSVとホームで対戦する。

【スコア】
ケルン 0-0 ボルシアMG

◆2戦ぶり先発の大迫も守備で貢献、ケルンは開幕から4試合連続無失点(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?147720-147720-fl



[9.21 ブンデスリーガ第4節 ケルン0-0ボルシアMG]

 ブンデスリーガは21日、第4節を行い、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンはホームでボルシアMGと対戦し、0-0で引き分けた。大迫はトップ下の位置で2試合ぶりに先発したが、得点に絡めず、後半9分に途中交代した。長澤はメンバー外だった。

 4-2-3-1のトップ下で先発した大迫はボランチの位置まで下がって攻撃の組み立てに参加しながら長い距離を走ってゴール前にも顔を出す。守備でも高い位置からプレッシングをかけ、豊富な運動量で攻守に駆け回った。前半31分には左足でミドルシュートを狙うが、大きく枠を外れ、0-0で折り返した後半9分にベンチへ下がった。

 ボルシアMGに押し込まれる時間もあったが、粘り強いディフェンスで対抗したケルン。最後までゴールを許さず、開幕から4試合連続の無失点を記録した。2試合連続のスコアレスドローで開幕4戦無敗(1勝3分)。1部復帰のシーズンは序盤から手堅く勝ち点を積み上げている。

◆J1第24節ノミネートゴール、首位浦和の柏木陽介の得点らが選出(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140921/234559.html?view=more


浦和の中盤を支える柏木(右) [写真]=清原茂樹


 Jリーグは20日、J1第24節のノミネートゴールを発表した。

 J1第24節のノミネートゴールは以下の通り。

阿部浩之(ガンバ大阪)9月20日 セレッソ大阪戦(37分)
柏木陽介(浦和レッズ)9月20日 柏レイソル戦(28分)
遠藤康(鹿島アントラーズ)9月20日 横浜F・マリノス戦(38分)

 各節のノミネートゴールは、インターネットでのファン・サポーターによる一般投票で決定。各節ごとに3ゴール選出される。また、スポーツ・サッカーメディア関係者からの推薦によるノミネートゴールも選ばれ、全ノミネートゴールからJリーグ選考委員が月間ベストゴールを決める。なお、月間ベストゴールを対象に、表彰選考委員会により最優秀ゴール賞が決定され、2014Jリーグアウォーズで発表・表彰される。

◆【J1:第24節 鹿島 vs 横浜FM】レポート:土居聖真と遠藤康の見事なコンビネーションが決勝点!鹿島が1-0で横浜FMを破り、相手をシュート1本に抑える!!(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00179104.html

月20日(土) 2014 J1リーグ戦 第24節
鹿島 1 - 0 横浜FM (19:04/カシマ/17,834人)
得点者:38' 遠藤康(鹿島)
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膠着した試合を動かしたのは土居聖真のドリブルからだった。前節の大宮戦同様、この日も相手ボランチにマークされ、なかなかパスを受けられずにいると、心の中でふつふつと怒りがこみ上げてきたという。

「自分や味方にそれをぶつけるのではなく、相手にぶつけようと思った」。

中盤の左でカイオからパスを受けると決然とゴールへ突き進む。緩急を付けたドリブルでスルスルとゴール前まで侵入するとゴールが見えた。もう一つ行こうかと思ったところで遠藤康が自分の背後にまわり込むのを感じると、足裏で遠藤にボールを託す。「思い切って蹴った」という遠藤のシュートは榎本哲也の手を弾きゴールネットを揺らす。38分に生まれた遠藤の得点は、ゴールに向かいながら味方の動きもよく見えている土居らしいプレーがつくりだしたチャンスを得たものだった。

ただ、流れは掴みながらも追加点が奪えない展開は理想的とは言い難い。横浜FMの樋口靖洋監督が「90分に渡って我々が主導権を握る時間がほとんどないという状況」と認めるほど、横浜FMになにもさせないことはできていたが、ラストパスやゴール前でのシュートの精度を欠いたことで、次の得点が決まらない。56分にはPKを得たものの、これをダヴィが外して追加点のチャンスを逸する。

セットプレーに強さを持つ横浜FMに1点リードを守り切るのは至難の業。案の定、残り時間が少なくなればなるほど、シンプルにゴール前に蹴り込んでくる相手の勢いに押され、ゴール前にへばりつく時間が増えてしまった。しかし、全員が集中力を保ってこれを弾き返し続けたことは、こぼれ球を押し込まれた前節の教訓が生かされたからだ。
「大宮戦は下がりすぎていた。もう1m上げて、ソガさん(曽ヶ端準)の出やすいスペースをつくろうと話していた。(西)大伍くんや(山本)脩斗くんと『上げよう!』と声をかけあった」。
4試合ぶりの完封勝利に、鋭い出足で相手の攻撃の芽を摘み続けた昌子源の舌も滑らかだった。

心配なのは横浜FMだ。昨季、最後まで優勝を争ったチームが、90分でわずかにシュート1本に終わった。それも終了間際の中村俊輔のフリーキックが壁に当たったシュートがカウントされたのみ。流れのなかでは一度もシュートすることができず、ゴールの枠に飛んだシュートは1本もなかった。

「なかなか攻めきれないゲームで、基本的に主導権を90分に渡って我々が主導権を握る時間がほとんどないという状況では、なかなか勢いのある鹿島に勝つことはできなかったなと思います」。

樋口靖洋監督は、いつもと変わることなく務めて明るい態度でコメントを残した。しかし、続いて口を出たのは「いずれにせよ攻撃の形が見えない」という深刻な内容。苦しいチーム事情を認めざるを得なかった。立て続けに試合が来る3連戦をうまく乗り切りたい。

以上

2014.09.21 Reported by 田中滋