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2014年11月29日土曜日

◆元日本代表FW鈴木隆行が構想外に…契約満了を発表(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?152496-152496-fl



 水戸ホーリーホックは28日、FW鈴木隆行(38)の契約満了を発表した。

 日本代表としても55試合の出場歴を持つ鈴木は、2011年に水戸に加入。本人の意向により、入団当初は無報酬のアマチュア契約でプレーした。水戸で初のJ2リーグを戦ったが、これまで4年間で126試合に出場して24得点を記録。今季は33試合に出場して3得点を挙げていた。

以下、プロフィール
●鈴木隆行
(すずき・たかゆき)
■生年月日
1976年6月5日(38歳)
■身長/体重
182cm/75kg
■出身地
茨城県
■今季出場記録
J2:33試合3得点
天皇杯:2試合0得点
■通算出場記録
J1:108試合17得点
J2:126試合24得点
カップ戦:18試合4得点
天皇杯:23試合7得点

◆【水戸】元日本代表・鈴木が退団、引退も(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20141128-OHT1T50289.html

 J2水戸は28日、元日本代表FW鈴木隆行(38)が契約満了により今季限りで退団すると発表した。鈴木は「こういうことはプロである以上ついて回るもの」と現役続行に向け他クラブからのオファーを待つ意向。すでにJ3鳥取などが興味を示しているが、このまま引退する可能性もあるという。

 鹿島時代の00年にリーグ、ナビスコ杯、天皇杯の3冠獲得に貢献。日本代表では02年日韓W杯1次リーグ・ベルギー戦でつま先による同点ゴールを挙げ、日本のW杯初勝ち点(2△2)を導いた。米国2部・ポートランドに在籍していた10年限りで引退する予定だったが、11年3月の東日本大震災後、故郷・茨城県の水戸からオファーを受け現役続行を決意。予算の限られたクラブを助けるため初年度は無給で契約した。

 日本のほかブラジル、ベルギー、セルビア、米国と5か国10クラブでプレー。水戸ではチームの顔として積極的に活動し、若手からも慕われてきた。水戸は引退した場合にアンバサダーのポストを用意しており、沼田邦郎社長は「4年間の功績に感謝している」と話した。将来的には指導者を目指しており、現在はA級ライセンスの講習会に参加中。数年後にはJクラブの監督に就任できるS級ライセンスも取得見込みだ。日本代表の一時代を支えたストライカーの今後の動向に注目が集まる。

 ◆鈴木 隆行(すずき・たかゆき)1976年6月5日、茨城・日立市生まれ。38歳。日立工から95年に鹿島入団。日韓W杯での活躍が認められ、02~03年にベルギー1部のゲンクに移籍して欧州CLにも出場。J1通算108試合出場で17得点。J2通算126試合24得点。日本代表通算55試合11得点。182センチ、75キロ。

◆C大阪残留へ意地見せるか/C-鹿33節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20141129-1402277.html

<J1:C大阪-鹿島>◇第33節◇29日◇ヤンマー

 14時キックオフ。

 【C大阪】J1残留に向け、1敗も許されない状況。逆転Vの可能性を残す鹿島相手にホーム最終戦を勝利で締めくくれるか。2トップには前節からFW起用されている南野と、永井が濃厚。今季アウェーでは快勝している相手だが、11年以降本拠で勝てていないだけに、先制点に期待がかかる。崖っぷちのC大阪がホームで最後の意地を見せ、最終節まで望みをつなぐ。

 【鹿島】3位鹿島が、逆転優勝とACL出場権獲得のため17位C大阪に引導を渡す。相手は負ければJ2降格のため必死だが、鹿島も勝ち点4差で追う首位浦和と同2差の2位G大阪に食らいつくため。負けられない。 3月23日の前回対戦は0-2。FWフォルランにリーグ初ゴールを許すなど今季初黒星を喫した。今回は途中加入のFWカカウの先発を想定しており、日本代表DF昌子は「当時と監督もメンバーもサッカーも違うので参考にならないけど、自分たちもあれから成長したところを見せて勝ち切る」と闘志を燃やした。昨季も第33節に長居で対戦した。FW大迫、MF中村のゴールで2-1で勝ち、最終節まで優勝の可能性を残した。背水の危険な相手だが、今季も再現して優勝争いを激しくさせる。

◆鹿島山本優勝争い初体験「雰囲気変わらない」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20141128-1402247.html

 鹿島DF山本脩斗(29)が、優勝争いを初めて体験している。

 今季、磐田から加入して左サイドバックのレギュラーに定着。ここまで32試合中30試合に先発出場し、首位浦和と勝ち点4差で3位につけるチームに貢献してきた。早大卒業後の08年から6シーズン所属した磐田では11年の8位が最高で「優勝争いは個人的に初めて。でも思ったより雰囲気は変わらないし、他力本願なので開き直って残り2試合を勝ちにいきたい」。29日のアウェーC大阪戦(長居)へ穏やかな表情で出発した。

◆鹿島植田先発復帰 C大阪容赦なくつぶす(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20141128-1401793.html

 鹿島のU-21日本代表DF植田直通(20)が先発復帰する可能性が高まった。

 前節川崎F戦は出場停止だったが、紅白戦の主力組センターバックに日本代表DF昌子源(21)とともに入った。明日29日に敵地で対戦するC大阪にはMF南野ら世代別代表の同僚もいる。鹿島が勝てばC大阪を降格に追い込むことになるが「相手のことは関係ないし、うちが逆転優勝するためには勝つしかない」と容赦なくつぶしに行く。

◆鹿島、逆転Vへチーム一丸!DF昌子「残り2節は全部勝つ」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20141129/jle14112905010001-n1.html

 鹿島は28日、29日のC大阪戦(アウェー)へ最終調整。他力だが優勝の可能性を残しており、日本代表DF昌子は「誰もあきらめていない。残り2節は全部勝つ」と力を込めた。相手も残留争いで勝利がほしいだけに「攻撃的な布陣で来るはず。耐えれば勝機はある」と自信を見せた。急性胃腸炎だった主将のMF小笠原も回復。一丸で勝利を狙う。 (鹿嶋市)

◆【J1第33節の注目カード C大阪vs鹿島】崖っぷちのC大阪が3位鹿島と激突…奇跡の残留に向けて強敵撃破なるか(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20141128/254290.html


J1残留に向けて後がないC大阪 [写真]=Getty Images


■セレッソ大阪 前節はJ2降格回避も依然として厳しい状況は変わらず

 J1残留を争う仙台との直接対決は3-3のドロー。白星を挙げることはできなかったが、2度のビハインドを負いながらも粘りを見せ、土壇場で引き分けに持ち込んだ。J2降格こそ回避できたものの、15位の清水も勝ち点1を積み上げたため、崖っぷちの状況は変わらず。しかも、残り2試合で4ポイント差をひっくり返さなければならず、今節の鹿島戦で敗れると、その時点でJ2降格が決定してしまう。また、勝利を収めた場合でも、清水や14位仙台が勝利してしまうと、16位以下が確定するという非常に厳しい状況にある。

 今節の対戦相手である鹿島には、昨シーズンのホーム最終戦で敗れてリーグ優勝の可能性を断たれるなど、相性はあまり良くない。2011年から2013年まではリーグ戦で6連敗を喫した。しかし、今年3月に行われた第4節では、長谷川アーリアジャスールの移籍後初得点、ディエゴ・フォルランのJ初ゴールにより2-0で勝利。近年の苦手意識は払拭できつつある。それだけに、2010年以来の本拠地でのリーグ戦白星で最終節まで望みをつなぎ、逆転でのJ1残留を達成したい。

 南野拓実を前線で起用し始めてから、練習試合や前節の仙台戦で複数得点を記録するなど、攻撃力や連動性が向上している。また、カカウが練習をフルにこなしていることに加え、前節でベンチ外となっていたフォルランも状態は上向き。彼らの起用法もカギを握りそうだ。その一方で、守備は2試合連続で3失点を献上。課題の残るディフェンス面を改善できない限り、勝利を引き寄せることはできない。守備陣をはじめ、チームとしてのディフェンスに期待したいところだ。(totoONE編集部)

■C大阪予想スタメン
4-4-2
GK
キム・ジンヒョン
DF
酒本憲幸
染谷悠太
山下達也
丸橋祐介
MF
長谷川アーリアジャスール
扇原貴宏
杉本健勇
楠神順平
FW
カカウ
南野拓実


■鹿島アントラーズ 小笠原のフィジカル面に不安、若手の奮起が求められる

 前節の結果によって首位浦和との勝ち点差が「4」に縮まり、2007年シーズンの再現となる逆転優勝も視野に入ってきた。一戦必勝、勝利を重ねていくことができれば奇跡の再現があるかもしれない。

 今節の対戦相手となるC大阪とは近年相性が良く、かつては苦手としていたはずの長居でもリーグ戦では3連勝中と結果を残している。ただ、首の皮一枚で残留の可能性を残している相手は死に物狂いでくるはず。優勝と残留、互いに目指すものは違えど勝利が必要なことに変わりはなく、激しい試合になるだろう。

 前半戦での対戦では、2-0でC大阪が勝利を収めたが、内容的には鹿島の自滅に近かった。前節の川崎戦もミスは多かったものの、コンパクトな布陣を保ったことで相手にもミスを誘発させた。さらに、遠藤康が良い時間帯に先取点を奪ったことで主導権を握ることができた。今回もコンパクトな布陣を敷くことが、勝ち点3獲得のカギとなるだろう。

 ただし、前節で急性胃腸炎により途中交代を強いられた小笠原満男の状態は気掛かり。体調不良がどこまで回復しているかが懸念される。負傷していたルイス・アルベルトは戦列に戻ってきたものの、ハードなプレーでカードをもらいやすく、復帰したばかりのため体力的な不安は拭えない。仮に小笠原の状態が万全でなければ、鹿島の大きな戦力ダウンは免れない。真の意味で若い選手たちがチームを引っ張る必要がある。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
カイオ
FW
赤崎秀平

◆【J1:第33節 C大阪 vs 鹿島】プレビュー:『絶対残留』のためにホーム最終戦勝利を誓うC大阪、『王座奪還』へ可能性を残す鹿島と対戦(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00182243.html

11月29日(土)J1 第33節 C大阪 vs 鹿島(14:00KICK OFF/ヤンマー)
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J1への『絶対残留』が至上命題の17位C大阪と、2009年以来となる『王座奪還』を目指す3位鹿島が、この第33節で顔を合わせる。それぞれの目標まで、残り2試合で、勝点4差。ともにこの一戦は、負ければ、そこで可能性が潰えるだけに、互いの道を最終戦までつなげるべく、まさに生き残りをかけたサバイバルマッチとなる。

開幕前の期待が大きかっただけに、本当につらい、苦しい、はがゆいシーズンとなったC大阪。昨シーズン4位、ACL出場圏獲得に貢献した主戦力をベースに、フォルランというビッグネームの獲得などで脚光を浴び、初タイトル奪取を狙ったはずが、2度の監督交代をはじめ、様々な困難にぶち当たって、気づけばJ2降格圏。前々節、甲府に1-3と完敗し、崖っぷちの状況に追い込まれた。そのなかで、約3週間の中断期間を挟んで臨んだ前節の仙台との残留争い直接対決では、3-3のドロー。前半に2点のリードを奪われながら、杉本健勇と永井龍という生え抜き攻撃陣のゴールで追い付くと、再度突き放されながらも、終了間際にカカウの起死回生同点弾で、J1残留へ、首の皮1枚、かろうじてつながった。ただ、鬼門、ユアテックスタジアム仙台でなんとかもぎとった勝点1を、最後の2試合、2連勝へのきっかけにしたいところだ。

「個人的にも、C大阪としても、今回、非常に多くの学びがあった。今回得た学びは、将来の選手たちの、将来のクラブの、発展や成長のために、J1に残ってこそつなげられると思うので。そういう意味では、僕は落としたらあかんなと思いますし、是が非でも2勝して、J1に残すことしか考えていない」というのは、今季9月、大熊裕司監督就任後から現場復帰した小菊昭雄コーチ。1998年からC大阪に携わり、育成のコーチ、スカウトを経て、レヴィー クルピ監督時代にはコーチとして、長年クラブを支え続けた名参謀は、J1に残る意味を痛感する。
「選手はいろんな苦労をしながらも、大熊監督のもとで、いろんなことを整理できたり、新たな学びを得て、日に日に成長しているなと感じています。取り組みも、すごく前向きにやっていますし、すごく活発に毎日トレーニングできています。今は厳しい状況のままですが、選手たちもいい雰囲気でトレーニングをできていますし、もちろん、危機感を持っていますが、選手たちはやってくれると思いますし、2連勝した暁には、そういういいこと(J1残留)が起こると思うので、それを信じて、この2試合、やるしかない」。
そう、C大阪は、もうやるしかない。Jリーグのトップステージでの戦いを、ここで途切れさせるわけにはいかない。その想いの強さを鹿島に、この2試合にぶつけなければ、明日はない。

ただ、鹿島としても、譲れないものがあるだろう。第27節、第28節で連敗し、その後も首位の浦和に勝ちきれず、 リーグ優勝は厳しい状況かと思われたが、ここに来て2連勝と盛り返し、再び頂点にたどりつける可能性を自ら引き寄せた。そして、07年のときのような、最終節での逆転優勝達成のためには、こちらも2連勝あるのみ。柴崎岳、赤崎秀平、昌子源、土居聖真といった若手、西大伍、遠藤康ら中堅、曽ヶ端準、小笠原満男といったチームを支え続けたベテランが一体となっている、トニーニョ セレーゾ監督率いる鹿島。開幕前は大迫勇也(現:1.FCケルン/ドイツ)が海外移籍した影響を不安視されたなか、その前評判を覆すべく、目指すは勝利、そして王座奪還。そのために、ここで引くわけにはいかない。

今季の対戦では、C大阪がアウェイで鹿島に2-0と勝利。フォルランのリーグ戦初ゴールが生まれたのも、この一戦だった。果たして、C大阪がホームでも凱歌を上げるのか。それとも、鹿島がC大阪戦アウェイ連勝を4に伸ばすのか。C大阪にとっては、これが今季ホーム最終戦。この1年で、リーグ戦でのホーム戦勝利は16戦中わずか4勝と、サポーターと喜びを分かち合うことさえ、なかなかできなかった。特に第31節甲府戦での惨敗後は、チームもサポーターもショックを隠しきれなかった。それだけに、「甲府戦のときにはホームであんな負け方をして、本当に申し訳なかったし、自分たちもむっちゃ悔しかった。しっかり最後はホームで勝って、次につなげたい」と丸橋祐介。ホームでの借りは、ホームで返す。「長居のスタジアムで、サポーターと一体となって勝ちたい」と藤本康太も言うように、C大阪ファミリーが1つになって強敵・鹿島に立ち向かっていくことが、J1残留への一筋の光となるはずだ。思えば、昨シーズンのホーム最終戦となった第33節では、同じ大阪長居スタジアム(現ヤンマースタジアム長居)にて、鹿島の前に惜敗し、初優勝の望みが完全に絶たれた。もちろん、当時と今では状況は違うものの、これまで長居の地で幾多の苦杯をなめさせられた相手に、ここでまた屈するわけにはいかないC大阪。今こそ桜色の戦士たちの意地を見せるときだ。

以上

2014.11.28 Reported by 前田敏勝