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2015年4月25日土曜日

◆【J1・1st第7節予想スタメン 鹿島vs神戸】6戦無敗で“王者の風格”を取り戻した鹿島、金崎ら攻撃陣好調で上昇気流に乗る(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150424/305424.html


ACLウェスタンシドニー戦で決勝ゴールを決めるなど好調の金崎 [写真]=Getty Images


■鹿島アントラーズ 小笠原満男の復帰は好材料も、守備陣に不安が残る

 鹿島はACLも含めて今季開幕から5連敗と不振を極めたが、そこから6戦負けなし(4勝2分)と逆に現在は上り調子。21日にアウェーで行われたACL1次リーグのウェスタンシドニー戦では後半ロスタイムに金崎夢生が決勝ゴールを決めるなど、勝ち方にもその勢いが現れている。連敗中も内容には手応えをつかんでいたが、結果が伴うようになり、さらに自信を深めて「王者の風格」も戻ってきた。

 大黒柱の復帰も大きい。ウェスタンシドニー戦では後半16分から、3月18日の広州恒大戦で右ひざ内側側副じん帯を損傷して離脱していた小笠原満男を投入。約1カ月ぶりの公式戦ピッチだったが「入ってリズムが変わった」(チーム関係者)と言わしめるほど、存在感の大きさはチーム随一。先発出場できるのかは流動的だが、ベンチにいるだけで相手への威圧感は変わってくる。昌子源がウェスタンシドニー戦を累積警告のため欠場。日本代表活動のため仕事詰めの状況だったが、心身ともにリフレッシュし万全の状態で望めることはアドバンテージにもなる。

 ただ、穴があるとすればその守備陣。今季は開幕から公式戦11試合連続で失点を喫している。僅差の戦いとなれば1点が致命傷となる危険性もある。対神戸では昨年3度対戦し、1分2敗。苦手意識を払拭できるかもカギとなる。長距離移動を伴ったオーストラリア遠征の疲労をどれだけ取り除けているかも大きな焦点だ。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
梅鉢貴秀
遠藤康
土居聖真
カイオ
FW
金崎夢生


■ヴィッセル神戸 公式戦6試合負けなし、コンディショニングがカギ

 公式戦の負けなしを6に伸ばし続けている神戸。18日のJ1・1st第6節の新潟戦では、前半の劣勢をネルシーニョ監督の好采配、フェフージンや北本久仁衛、高橋峻希らの活躍で試合を振り出しに戻し、鬼門のデンカスタジアムビッグスワンで勝点1を獲得。

 また、22日のナビスコ杯第4節川崎戦では、特に前半は相手を圧倒し、後半もサイドバックが本職の奥井諒を中村憲剛のマンマークに当てる奇策を打つなど、内容の濃いサッカーを展開してのスコアレスドロー。どちらも勝ちきれなかった反省はあるものの、内容には今後への期待感を持たせるものがあっただけに、チーム状態のよさは続いていると言っていいだろう。

 そのなかで迎える鹿島戦は、中2日というタイトなスケジュール。しかも、新潟戦、川崎戦とも、ほぼメンバーを変えていなかっただけに、どこまでリカバリーができたうえで試合に臨めるか、コンディショニングは1つのカギになるだろう。ただ、これまで別メニュー調整が続いていた渡邉千真、高橋祥平の主軸2選手が、全体練習にもいよいよ合流。復帰のメドが立っただけに、選手層に厚みを増すことは間違いない。

 鹿島とのアウェー戦では、リーグ戦で2度しか勝利がない神戸だが、昨シーズンはその鬼門でリーグ戦、リーグカップ戦で2戦2勝。今回もその流れを生かすべく、1年前の再現と行きたいものだ。(totoONE編集部)

■神戸予想スタメン
3-4-3
GK
山本海人
DF
岩波拓也
チョン・ウヨン
増川隆洋
MF
高橋峻希
森岡亮太
三原雅俊
相馬崇人
FW
マルキーニョス
石津大介
小川慶治朗