http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/03/kiji/K20150603010468200.html
J1第10節 G大阪―鹿島 (6月3日 万博)
J屈指のボランチ対決を制して、逆転Vへ望みをつなぐ。首位の浦和より残りが1試合多いとはいえ、勝ち点差9で暫定4位のG大阪は2日、吹田市内で、3日の鹿島戦(万博)に向けて非公開で最終調整した。
ガンバの心臓を担う元日本代表MF遠藤と今野は、対峙する相手MF柴崎と小笠原のコンビを警戒。今野は「2対2でやるわけではないけど、お互い主導権を握りたいタイプのチーム。何とかそこの争いで優位に立って、ボールを回したい」と4人合わせて代表キャップ数301を誇る豪華対決を勝敗のカギに挙げた。
警戒するのは日本代表にも選出された若き司令塔の柴崎だ。遠藤は「鹿島の中心選手。自分たちのエリアに入ってきたら厳しくマークしないといけない」と徹底抗戦を宣言。今野も「間違いなく、いい選手。頭が良くてパスセンスもある。アシストや得点にも絡んでくるので、抑えないと」と意気込んだ。
第1ステージ優勝へ、勝つしかない1戦。W杯アジア2次予選メンバーには選ばれなかったものの、これまで代表を支え続けてきたベテランコンビが、奇跡の扉を開く。