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FIFA会長選への出馬を表明したジーコ氏(写真は5月29日) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
日本代表監督も務めた元ブラジル代表のジーコ氏が、9日にリオ・デ・ジャネイロで会見を開き、FIFA会長選への立候補を表明した。イギリス紙『ガーディアン』など各紙が報じている。
現在はインドのFCゴアで監督を務めるジーコ氏。以前からFIFA会長への関心を示してきたが、今回の会見で本格的に動き出したようだ。ジーコ氏は「現在、我々のスポーツ(サッカー)に起きている惨状はとても悲しいもので、懸命に働いている人々の労が台無しにされた。経験と知識を生かして会長職を担うことは、私の義務であるようにも感じている」と会長選への意欲を語った。
今年で62歳を迎えたジーコ氏は、フラメンゴやウディネーゼでプレー。1989年に現役引退後、91年に住友金属(現・鹿島アントラーズ)で現役復帰し、93年以降のJリーグの創成期に活躍した。また、2度目の現役引退後は、鹿島で監督としてのキャリアをスタートさせ、日本代表、フェネルバフチェ、イラク代表などを率いていた。