http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150705-OHT1T50155.html
J1鹿島などで活躍し、昨季限りで引退した元日本代表の柳沢敦、中田浩二の両氏と新井場徹氏の合同引退試合が5日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで行われ、柳沢氏は「プロ選手としての全てをこのクラブで教わった。素晴らしい仲間とサッカーができたことを誇りに思う」と話した。雨の中、観衆約2万人が駆け付けた。
元代表の中山雅史氏や現役の三浦知良(横浜C)、中村俊輔(横浜M)らが参加。右膝負傷からの回復を目指す内田篤人(シャルケ04)も松葉づえ姿で見守った。鹿島OB主体のチームでフル出場し、5―2で勝った中田氏は「海外に行った4年以外はこのスタジアムで育った。最後の勇姿を見せられてよかった」と感慨を込めた。
3氏と親交のあるメンバーで構成した対戦チームの一員として、FKを決めた三浦は「3人の経験は大きい。それぞれの道で生かしてほしい」とエールを送った。