http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150723-OHT1T50015.html
◆J2第25節 C大阪2―1岡山(22日・キンチョウスタジアム)
C大阪が雨のホームで意地を見せた。岡山に2―1と今季初の逆転勝利を収め3位浮上。アウトゥオリ監督(58)は「きつい試合だったが、タフに戦った選手たちを祝福したい」とたたえた。
前節の京都戦(18日・西京極)は前半2分に失点し、0―1と敗れた。この日も前半7分に失点し嫌なムードが漂ったが、これを一掃したのが今季加入の元日本代表FW田代有三だ。この日33歳の誕生日を迎えた背番号19は同10分、DF酒本のクロスを敵GKがはじいたボールを右足で捉え、2戦ぶりの得点となる同点弾。同34分にはクロスをダイレクトではたき、元日本代表FW玉田の勝ち越し弾をアシストした。「誕生日ゴールは初。タマさん(玉田)とのいい連係も深めていきたい」と喜んだ。
この日は後半の接触プレーで、守護神の韓国代表GKキム・ジンヒョンが負傷退場。次節、勝ち点差6で追う2位・磐田との決戦(26日・ヤマハ)を前に痛いアクシデントとなったが、田代は「次も決めます」と誓った。(田村 龍一)