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2015年7月14日火曜日
◆[プレミアリーグEAST]鹿島ユース注目の188cmCB町田、U-18代表候補合宿へ弾みの勝利(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?167132-167132-fl
[7.12 高円宮杯プレミアリーグEAST第9節 鹿島ユース 2-1 市立船橋高 カシマ]
鹿島アントラーズユースのU-18日本代表CB町田裕樹(3年)は特に前半、相手のロングボールを自慢の高さでシャットアウト。ラインを押し下げたかった相手の攻撃を許さず、後半も相手のクロスをはじき返て失点をラストプレーで許した1点に留めた。「市船は前に速い選手がいて、裏の駆け引きとか凄くしてくるのでしっかり2CBで対応してやろうと話していました。(サイドを取られても)最後は中にゴール前に来る。その前に潰せていたかなと思います。自分は前で潰すということは意識していたので良かった」と振り返った。
首位攻防戦の重要度はしっかりと認識していた。その中で自身も持ち味を十分に発揮しての勝利。町田の188cmの高さが相手にとって高き壁となり、精度の高い左足キックが相手のラインを下げさせた。「きょうの試合がある意味ターニングポイントでそれをしっかり勝てたというのは後期に繋げられると思います」。13日からはU-18日本代表候補合宿に参加。「10月に(U-20W杯の)アジア1次予選がある。そのメンバーに残るためにもしっかりと自分をアピールしてきたいと思っています」という合宿へ向けて弾みをつけた。
鹿島のトップチームのCBは日本代表経験者や年代別日本代表の実力者揃い。トップチームでレギュラーを獲得するためにはその中に割って入っていかなければならない。「代表的な選手ばかり。自分もそこに入ってやっていかないといけない。まだまだ力つけていかないといけない。自分左利きなんですけどそこでもっと左足のロングフィードだったり、組み立ての部分だったり、そういうところはもっと磨いていかなければいけない」と意気込む。
足下の技術と強さを兼備し「きついところでセットプレーで(得点が)取れる選手」が憧れ。スケール大きな次世代のCB候補が「クラブユースやプレミアリーグでしっかりと日本一になって、その中で自分が自分らしいプレーをしてトップに行けたらいいと思います」という目標を果たす。
(取材・文 吉田太郎)