http://www.sanspo.com/soccer/news/20150803/jpn15080305030007-n1.html
明治安田J3第24節(2日、あきぎんスタジアムほか)U-22選抜は秋田と0-0で引き分けた。J1が中断期間中のため、来年のリオデジャネイロ五輪出場を目指すU-22日本代表「手倉森ジャパン」の主力級が初めて顔をそろえたが、ふがいない内容に終わった。首位の山口は盛岡を1-0で下し、7連勝で勝ち点を57に伸ばした。
MF野津田(広島)のシュートが相手GKの正面を突くと、直後に終了のホイッスル。日の丸を背負うエリートたちが、J3秋田に0-0の屈辱を味わった。
「この試合のために秋田に集まったのに、残念ですね」
J1が中断期間に入っているため、U-22選抜に手倉森ジャパンの主力級が初参戦。野津田は攻守に奮闘したが、FW鈴木(新潟)に至ってはシュート0本。悪い流れを変えようと、味方を鼓舞する声もなかった。
「五輪がかかっているという気迫を感じられない」と、視察に訪れたJリーグの村井満チェアマンは苦言。東アジア杯を戦うA代表に帯同している手倉森誠監督に代わり、指揮を執った秋葉忠宏コーチは「誠さんもご立腹だろう。リーダーが出てこないといけない」と課題を挙げた。 (浅井武)