http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20151101-OHT1T50030.html
◆ナビスコ杯決勝 鹿島 3―0 G大阪(31日・埼玉スタジアム)
ナビスコ杯決勝は鹿島が3年ぶり6回目のV。MVPには鹿島の元日本代表MF小笠原満男(36)が選出された。フル出場した小笠原は両チームを通じて最長となる11・27キロメートル(KM)を走破。泥臭く、一生懸命走った36歳は走行距離でもチームへの貢献度が高かった。
鹿島は3人が11KM以上を走破。小笠原がトップで11・27KM、2位がFW金崎で11・16KM、3位がMF柴崎で11・02KM。対照的に敗れたG大阪はチームトップがMF今野の10・81KMで、1人も11KM以上はいない。
鹿島は試合序盤から休むことなく、高い位置からプレスをかけ続け、90分やり通した。その結果が3人の11KM突破だ。しかも36歳のベテランが文字通りチームを引っ張る運動量を見せた。誰よりも汗をかき、さらに3得点すべてに絡んだ。背番号40は今でも鹿島には欠かすことのない存在であることが総走行距離でも証明された。