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2015年11月11日水曜日

◆鹿島MF柴崎岳、全国高校サッカー選手権の応援リーダーに就任「大会への恩返し」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/highschool/20151110/368492.html


青森山田高校出身で現在鹿島アントラーズでプレーする柴崎岳 [写真]=日本テレビ


 日本テレビは10日、第94回全国高等学校サッカー選手権大会の応援リーダーに、鹿島アントラーズ所属のMF柴崎岳が就任したことを発表した。

 柴崎は青森山田高校時代に同大会を経験。2年時の第88回大会には準優勝に輝いている。キャプテンを務めた3年時は、3回戦でその年の優勝校である滝川第二高校に敗れ、ベスト16で姿を消した。

 決定に際し、柴崎は以下のようにメッセージを寄せている。

「このたび、大変光栄なことに応援リーダーのオファーをいただきました。鹿島アントラーズ加入から約5年が経ちますが、全国高校サッカー選手権大会は、選手としても人間としても大きな影響を受けた舞台です。貴重な成長の場を提供してくれた大会への恩返しの意味も含め、お話をいただいてすぐにお引き受けの返事をしました」

「高校サッカーの3年間では、競技のことだけでなく、あいさつや礼儀、感謝の気持ちなど、たくさんのことを学びました。そして、僕にとっては、プロの道こそがそれまでの感謝を表現する一つの方法でした。しかし、すべての高校生がプロに進めるわけではなく、卒業後にまったく違う道を歩み始める選手もいます。ゴールは一つではなく、一人ひとりに『それぞれの答え』があると思います。目標や役割は違っても、高校サッカーを経験した人たちが各々の道において世界で活躍してほしい。そういった思いを込めて、メッセージを綴りました」

「『FUTURE!!日本の未来はここにある』という今大会のキャッチコピーにもあるように、高校サッカーやアンダーカテゴリーの人たちには頑張ってほしいし、将来日本を引っ張っていくんだという強い気持ちを持ってほしいです。ちょうど5年後には、東京五輪が開催されます。高校サッカーという舞台から世界と戦える選手が輩出されることを祈っています。その時に共に戦うことができれば嬉しいです」

 第94回全国高校サッカー選手権は12月30日に開幕し、2016年1月11日に決勝戦が開催される。現在、各都道府県代表が続々と決定しており、組み合わせ抽選会は11月16日に行われる。

 応援リーダーは第81回大会から、高校サッカー経験を持つ現役選手が起用されている。歴代の応援リーダーは以下のとおり。

第81回(2002年度):小野伸二(清水商業高校)
第82回(2003年度):小野伸二(清水商業高校)
第83回(2004年度):平山相太(国見高校)
第84回(2005年度):大久保嘉人(国見高校)
第85回(2006年度):中山雅史(藤枝東高校)
第86回(2007年度):中澤佑二(三郷工業技術高校)
第87回(2008年度):小笠原満男(大船渡高校)
第88回(2009年度):長谷部誠(藤枝東高校)
第89回(2010年度):田中マルクス闘莉王(渋谷教育学園幕張高校)
第90回(2011年度):内田篤人(清水東高校)
第91回(2012年度):遠藤保仁(鹿児島実業高校)
第92回(2013年度):三浦知良(静岡学園高校)
第93回(2014年度):川島永嗣(浦和東高校)
第94回(2015年度):柴崎岳(青森山田高校)