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2015年4月27日月曜日

◆浦和興梠5・2復帰へ!因縁のG大阪戦に照準(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1467647.html

浦和興梠5・2復帰へ!因縁のG大阪戦に照準

 因縁の「5・2天王山」を、あえて復帰の舞台に選ぶ。
 浦和FW興梠慎三(28)が26日、埼玉県2部の埼玉大との試合形式の練習で、約1カ月ぶりに実戦復帰した。30分×2の2本目10分に途中出場すると、わずか2分後にスルーパスに抜け出し得点。気持ちよさそうに汗をぬぐいながら「復活、と書いてください」と笑顔をみせた。
 得点後もゴールに迫り続け、ヘディングシュートでクロスバーをたたく場面もあった。「ずっとやっていなかったので、体力面ではまだまだですけど、感覚はちゃんと残っていました」。最後はスタミナが尽き、声をかけたペトロビッチ監督に苦笑いで応じたが、4月1日の練習で右腓骨(ひこつ)付近を打撲し離脱してから1カ月の離脱に、ようやくピリオドを打った。
 興梠は「まだ回復は100%ではないけど、G大阪戦での復帰を目指して調整したい」とうなずいた。現在無敗で首位を走るチームは、5月2日の次々節で2位のG大阪と対戦する。昨季逆転優勝を許し、2月のゼロックス杯でも敗れた最大のライバルだ。
 個人的にも因縁の相手だ。昨年10月に右腓骨を骨折。年内の復帰は絶望と言われる中、勝てば優勝の11月22日ホームG大阪戦にベンチ入りした。そして0-1のまま、後半44分を迎えると「これでサッカーができなくなってもかまわない」と強行出場した。
 しかしすぐに接触プレーで、骨折部位を強打。ケガを悪化させてしまった。チームも敗れ、最終的にG大阪に最大勝ち点差14を逆転されて、優勝を逃すことにもなった。そして興梠は年を越しても、ケガの影響を引きずることになった。3月には、ハリルホジッチ体制初の日本代表に選出されたが、首痛のため離脱を余儀なくされた。
 あれから5カ月。同じホーム埼玉スタジアムに、同じ優勝争いという形で、G大阪を迎える。「悪夢」を払しょくするためには、これ以上の舞台はない。
 チームにとっても復帰は心強い。新加入のFWズラタン、MF武藤らがフィットし、連係の完成度が高まる前線に、興梠が加わればまさに鬼に金棒だ。「チームはとてもいいサッカーをしている。自分もその流れに乗りたい」。まさかのV逸、まさかの長期離脱という負のスパイラルを断ち切るため、最大のライバルを自らの活躍で打ち破るつもりだ。

◆「中心を担いつつある」地元メディアは原口に及第点…大迫も高評価(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150426/306303.html


原口(左)と大迫(右) [写真]=Getty Images for FC Bayern


 ドイツの地元メディアは、ブンデスリーガ第30節における各選手の採点と寸評を発表した。

 MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは、アウェーでバイエルンと対戦し、0-1で敗れた。『Sportal.de』は、先発フル出場を果たした原口に対し「3.5」(最高点1、最低点6)を与え、「原口はヘルタのレギュラーの中で、ますますチームの中心を担う選手となりつつあり、それは彼がバイエルン戦で見せた、何としてもボールを奪ってやろうという、ものすごい強気なところからも分かる。ヘルタの選手の中では、最多となる一対一に挑み、そのうち半分以上で勝った」と、高い評価を与えている。

 また、「その一方、チーム1の走行距離をマークしたが、ゲームを作るという点ではもう少し上乗せする必要がある」と、ゲームメイクの面に課題があると指摘した。

 日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンは、ホームでレヴァークーゼンと対戦し、1-1で引き分けた。『EXPRESS』は先発フル出場した大迫に「3.0」の採点を与え、「角度のないところから(相手GK)ベルント・レノにシュートを見舞い、うまいボールの扱いで観客を魅了した」とコメント。

 また、『Kölner Stadt-Anzeiger』も同じく「3.0」と採点し、「28分、大迫がボールを胸を落とし、ボレーシュートを放ったのが、その時点までのケルン最大のチャンスだった。彼の2本目のシュートは、(味方の)ヤニック・ゲルハルトにクリアされた」と、大迫の働きぶりを評価している。

 次節、ヘルタ・ベルリンはホームでボルシアMGと、ケルンは敵地でアウクスブルクと対戦する。

◆大迫 存在感示すもドローに満足せず「チャンスで決めていれば」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/04/27/kiji/K20150427010245110.html

ブンデスリーガ ケルン1―1レバークーゼン (4月25日)
レーバークーゼン戦の後半、攻め込むケルンの大迫

 ケルンが好調のレバークーゼン相手に貴重な勝ち点1を手にした。

 2トップの一角で先発したFW大迫は豊富な運動量で存在感を示しながら、チャンスはものにできず「決められるところで決めていればもっと面白い展開になったはず」と満足はしていなかった。先行されながら終盤に追いつく展開だった。後半途中から出たMF長沢は「自分たちのプレーがしっかりできるように、みんなで意識していた」と振り返った。

◆鹿島柴崎、芸術弾も空砲「自分たちのミスで負けた」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1467203.html

<J1:鹿島1-2神戸>◇第7節◇25日◇カシマ

 鹿島が神戸に敗れ、MF柴崎岳(22)の芸術弾が空砲に終わった。0-1の後半26分、右から中央にドリブルした柴崎がFW高崎にパス。ワンツーで戻ってきた球に合わせて左足を振り、ゴール左隅を射抜いた。利き足ではない左足での得点は昨年3月29日の横浜戦以来で通算2点目。「あまり左での点がなかったので思い切って蹴った」と振り返った。

 しかし、その6分後のミスで台無しとなった。相手CKの守備の際、GK曽ケ端が味方のFW高崎と接触してファンブル。痛恨の決勝点を無人のゴールに蹴り込まれた。37分にはMF金崎のシュートがゴールラインを割ったかに見えたが、判定はノーゴール。不満をためた金崎が後半ロスタイムに2度目の警告を受けて退場するなど散々だった。

 延長戦が廃止された03年以降でクラブワーストとなる開幕7戦連続失点。柴崎が「自分たちのミスで負けた。もったいない」と話したように、本拠で後味の悪い自滅を演じてしまった。

◆鹿島の柴崎岳が鮮やかな一発「あまり左足で打たないが思い切って」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150426/306261.html


プロ5年目の柴崎 [写真]=Getty Images


 鹿島アントラーズの柴崎岳が、鮮やかな一発でゴールネットを射抜いた。

 25日に行われたJ1 1stステージ第7節のヴィッセル神戸戦における71分だった。1点ビハインドの展開で、右サイドでボールを持つと、遠藤康、伊東幸敏とのパス交換で相手のプレッシャーを一気にかいくぐる。中央に持ち出し、ゴール前の高崎寛之に一度当てると、リターンパスをダイレクトでゴール左隅に蹴り込んだ。

 流れるようなプレーから生まれたゴールには、神戸の小川慶治朗も「ちょうど後ろから見ていたら、すごいシュートコースだった」と舌を巻く。「(柴崎が)上手くドリブルで入ってきたので、ワンツーで崩せた」とは、アシストした高崎の弁。針の穴を通すような高度な技術と周囲との連係により、5バック気味で固めた神戸の守備網を破った。

 日本代表として参戦した、今年1月のアジアカップにおけるUAE戦のゴールを彷彿とさせる一撃だったが、今回は利き足ではない左足でのシュート。難易度の高いプレーだったが、本人は「あまり左足では打たないが、思い切ってコースを狙ったのがよかった」と、当たり前かのように今季のリーグ戦2点目を冷静に振り返った。

 追いかける展開で、チームを勢い付かせるにはこの上ない一撃となったが、6分後にCKを与えると、GK曽ヶ端準と高崎が重なり合う連係ミスから勝ち越し点を奪われた。勝ち点8同士の対戦だったが、1-2とホームで敗戦。「自分たちのミスから点を奪われ、非常にもったいない試合をした」と、柴崎は表情こそ変えなかったが、言葉から悔しさが滲み出た。

 負傷していた小笠原満男が復帰した今も、キャプテンマークは柴崎の左腕に巻かれている。結果的に空砲にこそなったが、ここぞという場面でゴールをもぎ取るプレー面もさることながら、得点直後でも喜びより早めのプレー再開を促すなど頼もしさは十分。今季は公式戦で無失点試合がない状態だが、「チーム全体の課題。決してディフェンスライン、守備陣だけのせいではない」と、しっかりと口にする。

 世間は連休に突入したことで、リーグ戦の日程が一気に詰まっていく。5月5日には、勝てばグループ突破の決まるAFCチャンピオンズリーグの大一番、FCソウル戦も控える。西大伍とともに今季の公式戦で全試合フル出場を続けるが、「あまり一喜一憂せずに、すぐに試合なので、引きずらずに次の試合に切り替えたい」と、名実ともにチームをけん引する22歳は、次戦を見据えていた。

◆[プレミアリーグEAST]鹿島ユースが開幕3試合無失点で3連勝、大宮ユースがプレミア初勝利:第3節(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?161775-161775-fl

高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEAST

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEASTは26日、第3節2日目の2試合を行った。

 2試合連続無失点で開幕2連勝の鹿島アントラーズユース(茨城)はホームで13年優勝の流通経済大柏高(千葉)と対戦。試合開始直後の前半1分、FW垣田裕暉のゴールで先制した鹿島はU-18日本代表候補CB町田浩樹ら中心に流経大柏の攻撃を封じると、試合終了間際の後半43分にも垣田が加点して2-0で勝った。鹿島は開幕3連勝。得失点差で青森山田高を抑えて首位に立っている。

 大宮アルディージャユース(埼玉)が昇格3戦目で初勝利を果たした。アウェーでコンサドーレ札幌U-18(北海道)と対戦した大宮は試合開始直後にFW川田拳登が先制ゴール。札幌も後半にFW菅大輝が同点ゴールを決めたものの、再び勝ち越した大宮が2-1で勝利。大宮は1勝2分、札幌は開幕3連敗となった。

 25日には第3節1日目の3試合が行われた。開幕2連勝の青森山田高(青森)はアウェーで昨年優勝の柏レイソルU-18(千葉)と対戦。前半9分、カウンターからMF豊島祐希が右クロスを入れる。これを中央で受けたMF三上孝太が左足で決めて先制した。柏が圧倒的にボールを握って攻めるが、鋭いカウンターで攻め返す青森山田は後半8分、MF神谷優太が右足で鮮やかなFKを決めて2-0。柏も22分にFW伊藤達哉のシュートのこぼれ球をMF大谷京平が押し込んで1点差としたが、GK廣末陸や左SB北城俊幸主将中心に守った青森山田が2-1で勝ち、開幕3連勝とした。

 ともに今季1勝1分の市立船橋高(千葉)と清水エスパルスユース(静岡)との一戦は1-0で市立船橋が制した。ボールを握って攻める市立船橋に対し、清水は切り替え速い攻撃から決定機を作り出す。拮抗した戦いは後半31分、MF工藤友暉の右CKからCB白井達也が頭で決めて市立船橋が先制。この1点を守った市立船橋が2勝1分としている。

 前節、プレミアリーグ復帰後初白星を挙げたFC東京U-18(東京)がJFAアカデミー福島U18(静岡)に6-0で快勝した。F東京は前半2分、右FKからFW大熊健太が2試合連続となるゴールを決めて先制。12分にも前節ハットトリックのMF佐藤亮が決めて2-0とすると、17分にMF鈴木喜丈、45分にも大熊が決めて4-0で前半を折り返す。後半にもMF生地慶充と佐藤が加点したF東京が快勝で2連勝とした。

【プレミアリーグEAST第3節】(4月26日)
[茨城県立カシマサッカースタジアム]
鹿島アントラーズユース 2-0 流通経済大柏高
[鹿]垣田裕暉2(1、88分)

[宮の沢白い恋人サッカー場]
コンサドーレ札幌U-18 1-2 大宮アルディージャユース

(4月25日)
[船橋市法典公園(グラスポ)球技場]
市立船橋高 1-0 清水エスパルスユース
[市]白井達也(76分)

[東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)]
FC東京U-18 6-0 JFAアカデミー福島U18
[東]大熊健太2(2、45分)、佐藤亮2(12、77分)、鈴木喜丈(17分)、生地慶充(49分)

[日立柏サッカー場]
柏レイソルU-18 1-2 青森山田高
[柏]大谷京平(67分)
[青]三上孝太(9分)、神谷優太(53分)