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ブラジル代表FWネイマールは、誰もが認めるセレソンのエースだが、OBは満足していないようだ。Jリーグでもプレーした94年ワールドカップ優勝メンバーのレオナルド氏が、痛烈な批判を繰り広げている。
ネイマールは、昨年のワールドカップ後に就任したドゥンガ監督からキャプテンに指名されている。しかし、今年のコパ・アメリカのグループステージ第2節、コロンビア戦で退場処分を受け、4試合の出場停止処分を受けた。ブラジルが準々決勝で敗退したために2試合の出場停止が持ち越され、10月に始まるロシア・ワールドカップ予選の最初の2試合に出場できない。
レオナルド氏は、ネイマールはブラジルのリーダーにふさわしくないと考えているようだ。『Spor TV』で、次のようにコメントしている。
「ネイマールは素晴らしい選手だ。だが、自らの手でブラジルを引っ張っていけるほどは成熟していない」
「私はネイマールがブラジルでプレーしていたときから、何度も批判していた。彼はボールを持ってドリブルし、違いを見せることだけをやりたがる。現在のサッカーではボールを持っていなくてもプレーできるが、ネイマールにできるとは思えないね。メンタリティーに疑問が残る」
一方でレオナルド氏は、ネイマールの変わりつつある点も挙げ、奮起を促している。
「ネイマールは以前、FKを蹴らなかったけれど、今では彼のセットプレーは相手の脅威になっている。偉大な選手でも、改善できることはたくさんあるんだ」