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J1鹿島の宮崎キャンプは25日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行った。前日に地元小学生と交流し、気分を一新した選手たちは午後から練習を再開し、軽快な動きを見せた。
練習では、GKから攻撃の形を組み立てる動きを確認。特に石井監督が気を配ったのは、センターバックの位置取り。20歳のブエノと18歳の町田が苦心する中、プロ16年目を迎える33歳の青木が落ち着いたプレーで存在感を示した。競争相手が増えたことを「切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と前向きに受け止め、練習に臨んでいる。
既にベテランの域に入った青木は昨季、戦術に合わせ守備的MFもこなし、献身的にチームを支えた。あと25試合に迫るJ1通算400試合出場の大記録にも「一日一日を大切に刻み、与えられた役割を全うするだけ」と意識せず、チームへの貢献だけを誓った。(藤崎徹)