http://www.sanspo.com/soccer/news/20160308/jle16030816380004-n1.html
J1鹿島の元日本代表MFで、サッカーを通じて東日本大震災の復興支援活動を続ける岩手県出身の小笠原満男が8日、茨城県鹿嶋市で震災発生から5年を前に思いを語り「まだ復興は進んでいない。全国の人に、人ごとだとは思ってほしくない」と切実に訴えた。
シーズンオフには被災地に赴いて子どもたちに向けたサッカー教室や新しいグラウンドを整備する活動をしているが「地震、津波を知らない小さな子もいる。いかに大人が語り継いでいくかが大事」と話した。
12日には同じくホームタウンが被災した仙台と対戦。「複雑な気持ちはあるが、震災を思い出すきっかけになるのは悪いことではない。お互いにとっていい試合であれば」と期待した。