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<明治安田生命J1:湘南0-3鹿島>◇第1ステージ第7節◇16日◇BMWス
鹿島が湘南を下し、2位をキープした。
先制は前半20分、DF西の右クロスが流れたところに日本代表FW金崎が走り込み、胸で前に落としてから右足でゴール右に決めた。チーム単独トップの今季4点目で先制すると、オウンゴールで2点目を奪う。45分、DF山本が左から送ったパスが、クリアしようと滑り込んだ湘南DFの足に当たり、ゴールに吸い込まれた。
「九州の方々に平穏な日々が戻りますように」との横断幕がサポーター席に掲げられた中、湘南も反撃したいところだったが、前半24分と後半8分にMF三竿がシュートを放った以外は、チャンスらしい好機をつくることが難しかった。
すると20分、鹿島が追加点を奪う。ピッチ中央でMF遠藤がボールを奪い、右サイドのスペースへパスを出す。走って追いついた金崎が右足で中央にグラウンダーで送ると、FW土居が懸命に右足を伸ばしてコースを変え、ゴール左に流し込んだ。2戦連発の今季2点目でリードを広げた。
鹿島は、前湘南のMF永木が移籍後初先発。後半27分にMF三竿と交代するまで、かつての本拠地で精力的に駆け回った。「三竿兄弟対決」も実現し、湘南の兄雄斗と健斗が同時にピッチにも立った。スコアは3-0で試合終了。鹿島が2連勝で2位を堅持した。