http://www.theworldmagazine.jp/20160522/03domestic/63132
2014年から鹿島に所属
鹿島アントラーズMFカイオが21日に開催された名古屋グランパス戦を振り返った。
今季は鹿島の“ジョーカー”として途中出場が多いカイオだが、21日に敵地で開催された名古屋戦では先発出場を果たす。1点ビハインドで迎えた56分にはMF土居聖真のパスに反応して最終ラインを抜け出すと、GKとの1対1を冷静に沈めて同点ゴールを記録。また2-2の同点で迎えた後半アディショナルタイムには再び土居のスルーパスに反応し、またもGKとの1対1を制したカイオが劇的決勝弾を決めた。
2得点で鹿島に勝ち点3をもたらしたカイオは試合後、自身のゴールシーンを振り返り、「幸い、非常に落ち着いて決められました。そういう決定的な仕事ができたことは良かったと思います」と話した。同選手コメントをJリーグ公式サイトが伝えている。
この勝利でリーグ戦は5試合負けなしで暫定ながら2位に浮上した鹿島だが、同試合の3日前に行われたナビスコカップではホームで湘南ベルマーレに敗れ、早くもカップ戦の敗退が決まっていた。18冠目へ向けてリスタートとなる名古屋戦でクラブを勝利に導いたカイオは最後に「どの試合でもアントラーズというクラブは勝たなければいけないし、引き分け狙いとか負けてもいい試合は存在しません。どの試合でも諦めずに勝利を目指すということは鹿島の鉄則です」と語っている。