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2016年5月7日土曜日
◆高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 首位のFC東京が鹿島を迎える(JFA)
http://www.jfa.jp/news/00009688/
EAST第5節の注目試合
FC東京U-18 vs 鹿島アントラーズユース
高円宮杯U-18プレミアリーグのEAST第5節を5月7日(土)と8日(日)に行い、7日にはFC東京U-18(東京)と鹿島アントラーズユース(茨城)が対戦します。
ホームのFC東京は、清水エスパルスユース(静岡)との開幕戦を0-1で落としましたが、以降は3連勝と好調です。前節の柏レイソルU-18(千葉)戦では今シーズン初の無失点を実現し、首位に立っています。それでも、「どのチームも隙が少ないので、現時点でトップにいても気は抜けない」と佐藤一樹監督。9カ月間にわたる長期戦を通して、「個人の成長をチームの成長につなげ、グループとしての総合力を上げたい」と語ります。
対する鹿島は、開幕戦で大宮アルディージャ(埼玉)を下して以来、勝ち星に恵まれていません。「セットプレーからのチャンスなど、決め切るべき場面で得点に結び付けられていない」と熊谷浩二監督。ただし、ここまで4試合のうち3試合を無失点に抑えている堅守は今年も健在。今回の一戦は、まずは無失点で試合を運び、チャンスを確実にものにする決定力が求められます。
監督・選手コメント
佐藤一樹 監督(FC東京U-18)
鹿島戦は球際の勝負に勝つことがポイントになると思います。1対1はもちろん、競り合いの後のセカンドボールを奪い切るタフな姿勢も必要です。4試合を消化したところですが、チームには一定の手応えを感じています。さまざまな選手を起用する中で、全員がプレミアリーグの強度に慣れつつある点も収穫といえます。改善点も多いですが、開幕戦での敗北からうまく切り替え、チームのベクトルが上を向いていますし、今後さらに個々が力を伸ばせば、勝ち点も増やせると思います。
蓮川壮大 選手(FC東京U-18)
僕たちの一番のストロングポイントは、「一体感」です。試合に出場する選手、ベンチの選手、ベンチに入ることができなかった選手、そしてスタッフも含めて全員で戦います。今年はU-23のチームが明治安田生命J3リーグに参戦し、僕らU-18の選手が招集されることもあって、U-18はメンバーが固定されていません。その分、一人一人の意識が変わり、個々の力が伸びていると感じます。今回、対戦する鹿島も、球際や1対1の強さ、ヘディングなど個人の力がとても高いので、その部分で負けないこと。テンポよくボールを動かし、常に縦へと突破することにチャレンジすれば、試合を支配できると思います。
熊谷浩二 監督(鹿島アントラーズユース)
前線に能力の高い選手をそろえるFC東京に対して、われわれは1対1の局面でいかに彼らを抑えるか。チームとして守ることももちろん大事ですが、今節は個人対個人の戦いに勝つことがカギだと思います。4試合を戦って、特に守備面はチームとして形になりつつあるので、これからは足りない部分、点を決めるということを意識しながら準備したいです。例えばセットプレーの精度を磨くなど、細部にこだわりながら目の前の試合を一つ一つ、戦っていきます。
松浦航洋 選手(鹿島アントラーズユース)
自分たちは、声を出す、走る、戦う、素早く攻守を切り替えるといった「誰にでもできること」を実践する点は、どのチームにも負けないつもりです。FC東京戦も1対1、球際での争い、セットプレーでしっかりと優位に立ちたいと思います。個人としては、空中の競り合い、球際に勝つこと。得点に絡み、チームの勝利に貢献するプレーを追求します。自分たちの力を理解した上で、100%の力で戦いたいと思っています。
FC東京U-18 vs 鹿島アントラーズユース
日時:5月7日(土) 15:30キックオフ
会場:東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)
アクセス:●西武新宿線「花小金井駅」より西武バス「錦城高校前」下車、徒歩約1分
●西武新宿線「小平駅」より徒歩約20分
プレミアリーグEAST第5節
5月8日(日)
11:00 青森山田高校 vs 清水エスパルスユース(青森山田高校)
11:00 流通経済大学付属柏高校 vs 横浜F・マリノスユース(流通経済大学付属柏高校)
11:00 市立船橋高校 vs 柏レイソルU-18(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
11:00 アルビレックス新潟U-18 vs 大宮アルディージャユース(デンカスワンフィールド)
FC東京に勝点1差で3位につける清水エスパルスユース(静岡)はアウェイで青森山田高校(青森)と対戦。ここまで勝点ゼロと苦戦中の流通経済大学付属柏高校(千葉)は横浜F・マリノスユース(神奈川)戦で勝点の獲得を目指します。市立船橋高校は同じ千葉県勢の柏レイソルU-18とホームで対決。無敗記録を維持することができるか注目です。前節に今シーズン初勝利を挙げた大宮アルディージャ(埼玉)は、「第1クールで最低、勝点6に伸ばしたい」と山田陸選手が意気込むように、アルビレックス新潟U-18(新潟)との一戦で連勝を狙います。